馬鹿馬鹿しい自民党の改憲案

 これも政治の劣化なのかと思う。
憲法9条への自衛隊明記▽高等教育を含む教育無償化▽大災害時などに国会議員任期を延長する緊急事態条項▽参院の「合区」解消を含めた選挙制度--の四つを改憲項目の候補として挙げた。
 自民党が目指すという憲法改悪項目だ。

 まず、憲法9条への自衛隊明記だ。
 公明党の言うように加えるだけなら中身は変わらないはずだ。だが、1,2項が残っていても、3項で「前項にかかわらず」とやれば、簡単に中身は変わってしまう。
 例えば自衛権は解釈であることにしている。あるとした自衛権は最小限の限定されたものだ。だが自衛権と明記すれば一般的な自衛権を出発点とすることだろう。そうすれば、アメリカがアフガニスタンを攻めたようなことも許してしまう。
 ここでのポイントは前項にかかわらずとか何とかの言葉だ。

高等教育を含む教育無償化。
 こんなものは憲法を変えなくても出来る。それだけだ。それと、授業料だけを無料にしても通えない。それはどうするのだろうか?

大災害時などに国会議員任期を延長する緊急事態条項。
 これは極めて危険な条項だ。最大の問題点は緊急事態を判断するのが時の政府であることだ。フランスではデモも自由に出来るので、緩く作っても大丈夫と考えている。ドイツでは政府の暴走を恐れてきつく作ってある。日本ではさらに暴走を恐れないといけない。
 政府が暴走すればどうなるか。理屈をこねて緊急事態を続け、独裁に近いことを行うわけだ。

参院の「合区」解消を含めた選挙制度。
 普通の法律で良いのではないか?参議院の性格を大幅に触ると大抵改悪になると思う。


 こんな馬鹿馬鹿しい改憲案を本気で検討するのだろうか?国民は簡単に騙されるのだろうか?

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