九州の地震対応はイライラばかり

 九州の地震では死者も出て大変な事態だ。全国を上げて対応するべきだと思う。そうした時に重要なのが情報と中央の指揮だ。しかしそのどちらにもイライラするばかりだ。

 マスメディアだが、東北の地震の時も思ったが、東京のメディアはキー局で全国に番組を流すのだが、そのレベルは限りなく低い。そしてそれはさらに低下している。

 報道の仕方は一口に言えば野次馬だ。どこかで事件があれば道から見て何かが見えますという。警官がいて立ち入り禁止であれば、これ以上は入れませんと普通に語っておしまい。
 あるいは被災者に突撃インタビューだ。揺れはどうだったの驚いたのかなんとかかんとか、相当不快だと思うのだが。
 そうやって仕入れたネタを順不同で重みを考えずに流すものだから、単にダラダラするばかり。肝心なことは全く分らない。

 例えば新幹線は止まっていても在来線情報がなかったり、高速道路の不通区間は分っても国道の開通区間は言及がなかったり、飛行機の欠航だけを伝えるものがあったり、こんな情報でどのように移動計画が立てられるのだろうか?

 少し時間をおいたニュースもこれまたでたらめだ。
 まず時間の経過が行きつ戻りつでどの時点の情報なのかさっぱり分らない。時間の順に伝えることも知らない人々なのだろうか。
 場所についても同じだ。全く順不同にこちらと思えばあちらへ変わるといったこと。地図に落とさなくても場所が分る人たちなのだろうか?

 東北の時もそうだったが、現地のメディアは素晴らしい。現地のメディアが番組を作りそれを全国に流した方が情報は良く伝わると思う。それを見て全国が支援の計画を立てるべきだろうと思う。


 もう一つ頭に来るのが中央の指揮所の動きだ。
 非常に立ち上がりが良く会議をやったところまでは良いけれど、出てくる言葉は万全を期す、全力を尽くすとかなんとかかんとか。具体的に何をするのか分らない。

 こんな事も伝えられた。
政府が熊本地震を受けて15日に「全避難者の屋内避難」の方針を打ち出したことに対し、熊本県の蒲島郁夫知事が「現場の気持ちが分かっていない」と反発した。熊本県庁であった松本文明副内閣相との会談で述べた。
 具体的なことを言ったのだが、言うだけでは現場は動けない。でも言うだけましなのかも知れない。

 しかしこんな計画はいかがなものか。
河野防災担当大臣は、政府の非常災害対策本部の会議のあと記者団に対し、「避難者が9万人いるので、3食3日分合わせて90万食、粉ミルク1トン、子供用の紙おむつ6万枚、これをとりあえず政府が責任をもって届ける」と述べました。
 これが報道されたのが4月16日 19時50分だ。地震から何時間たっているのか?とっくに空腹だ。
 責任を持って届けると言うが、どうするつもりか?記事の続きがある。
河野大臣は「スーパーやコンビニに買い出しに行っても、物がないという現状なので、農林水産省や経済産業省を中心に、スーパーやコンビニに物流が行き渡るよう全力を挙げてもらっている。
 既存の業者にお願いするだけのようだ。
 コンビニやスーパーは可能であれば店一杯に食料を置くことだろう。それが利益にも繋がる普通の活動だからだ。でもそれが出来ないのは理由がある。その事に少しでも想像力を働かしたのだろうか?
 もっともネックになるのが輸送手段である。道路であり車であり、人手である。お願いするだけで実現するはずもない。

 ところで9万かける3かける3は90万になるって、わざわざいうことではないだろう。

 彼らの狙いはただ一つ。人気取りである。頑張っているよと見せること。そしてそれをNHKなどが報道することが重要なことである。
 同様に自衛隊の活躍も映像でどんどん流せと指示が来ていることだろう。さらには在日米軍も活躍させたいようだ。プロパガンダには熱心なことだ。
 ここまでやるのなら、自衛隊は災害援助隊に名称変更した方が国民も納得するのではないだろうか?そして任務の一つに専守防衛をいれる、これが名案ではないだろうか。

 別のニュースだが、
保育士の平均給与は約22万円で、全産業平均の約33万円より約10万円低く
 政府・与党は月給を2%(4000~5000円)上げるために約400億円の財源を確保する方向で調整している。ただ、消費税率10%引き上げが見送られた場合は再検討する。
 こんな事を平気で言える神経を持っていることを覚えているべきだ。10万円と4千円の違いが分らないようだ。

 こんな人たちには退場を願う、それが被災者を救うことでもあるし、日本をつぶさないためでもある。

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