立憲民主党と国民民主党

 今回の参議院選で立憲民主党は議席を増やしたが、目標までは達しなかった。比例票は大きく減少した。投票率が低かったことも影響はしているが、うまく行かなったことは確かなことだ。

 選挙に入るまでも識者のような人が野党が分裂していてはなんて繰り返し語る。野党の再編をすべきだとか、枝野が拒否するのはけしからんなどと言っていた。枝野代表はかたくなに合流を否定してきた。それは立憲ができた経緯を見れば当然のことなのだが、国民はもう忘れたとメディアは考えたのだろうか?

 深刻なのは有力な支持団体である連合も同じようなことを言うことだ。あの分裂劇に直接関わっていたというのにそれも忘れたようだ。

 民主党の地方組織は立憲ではなく民進党に残り、国民民主党に移行した。立憲は一つづつ地方組織を作ってきた。それは時間のかかることだ。関わりのある地方労組との関係を作っていくだけで大変な仕事だっただろう。
 そうした状況を踏まえどこまで伸ばせるのかが、統一地方選と参議院選挙にかかっていたわけだ。それは満足のいくものではなかったが、完全な失敗でもなかった。

 国民民主党は希望の党を小池氏が投げ出した後作ったものだ。希望の党設立メンバーは党を去り、立憲に近い議員も移籍をしたが残った議員がどのような人たちなのかよくは知らない。だが今までの法案への賛否を見ていると、あまり重要ではない修正をしては賛成に回っていたと感じている。信用のできない野党である。政党支持率が低いのも当然で国民もよく見ていると思ったものだ。
 だが最近は少し支持率も戻ってきていた。それが今回の参議院選にも反映された。それはメディアのプロパガンタによるものと私は思っている。野党は合同してという例のあれである。

 今国民民主党代表の玉木雄一郎氏の発言が問題になっている。その動画がこれだ。
文化人放送局【緊急特番】吠えろ!玉木雄一郎!! Part2
この中で憲法議論をするべきだと首相と話をするべきだとか言ったことが報道された。そしてそれの火消しを代表がしていて、議論は国民投票法のことで、首相との話は党首討論だと言う。
 実際に動画を見ると、国民投票法については言っていたが党首討論のことは言っていなかった。それよりももっと重大なことを言っていた。
 それは、9条改悪の話だ。途中からそこに安倍晋三が現れたかのごとく思える発言の山だ。護憲派も賛成する項目を改憲せよ。自衛隊だけでは本当は不足している。そこに現れたのは戦争のできる国にする考えそのものだった。
 ただそれは個人の考えで、党内の調整は今からやると。そしてこのすぐ後に首相とも話をすると言ったのだ。

 これをきくと、国民民主党のある勢力は野党共闘からは出るべきだと思う。代表の火消しを議員たちはどのように評価するのだろうか?
再び分裂するのか、個別に離脱するのか?もし分裂劇がないとすれば、国民民主党はいつ裏切るかわからない野党勢力とみなしたほうがいいだろう。

 連合との調整も含めて立憲民主党は国民民主党という重い鎖を引きずっている。そう見えるのだ。山本太郎はそんなしがらみもなく自由に語れる。そういった中で、立憲民主党はどうしていくべきなのだろうか?

 今回の参議院選挙で勝利したのは自民党でも公明党でもない。勝利したのはメディアだ。選挙の話題を隠しまくったメディアのせいで投票率も下がり、与党がそこそこの議席を得た。
 立憲民主党が対策をすべきはメディアの創出だ。自由に作れるネットメディア、それが喫緊の課題だ。山本太郎を全く報道しなかったことへの対策でもある。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント