西山事件か森友事件か

 森友問題が大変な局面になってきた。国会議員に対して改ざんした文書(森友に土地を提供した稟議書)を提出した疑惑だ。もしこれが事実だとしたら、そして報道後も大臣が事実を告げなかったことが大事件になると思わせる。

 これを聞いてすぐに思い浮かぶのが西山事件だ。時の政権がアメリカと密約をかわし、それをスクープした事件だ。これの経緯はいくつもあるが、一つは入手方法で、女性官僚を通じて手に入れたことを情を通じてと逆襲した。世論はこれに傾き、西山記者の所属する毎日新聞が倒産の危機に陥った。
 上記の引き金になったのが文書を手に入れた国会議員の質問だ。これにより流出した文書がどの時点のものかばれ、流出経路が特定されたのだった。この失敗を朝日は学んでいることだろう。

 後日談では、アメリカから相対する文書が発見され、当時嘘ではないかと言われたことが事実であったことが判明した。検察は事実であったことを分った上で、流出過程を断じ虚偽であるかのごとく印象付けた。
 実に罪深いふるまいであった。

 今回の件について政府は答えない戦術に出ている。だが永遠に答えない戦術を続けることは不可能だ。今必死に考えていることは西山事件のような逆襲の手段だろう。
 朝日がどういうネタを持っているか、推察を必死にやっていることだろう。稟議の捏造など簡単なことだ。例え実物があろうとも、捏造だと決めつければ済むことだ。だがもし作成者周辺の証言付ならこれを否定することは大変困難なことだ。アメリカなら暗殺を心配しなければならないところだ。日本ではどうなのか?

 もし朝日の記事がフェイクなら政府は名誉毀損ですぐにでも訴えねばならないだろう。それを行っている形跡が見えないところから、実は大変な事態になっていると想像する。
 
 ところで朝日は本気なのだろうか?

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