この禁煙法では裁判に勝てない

 他人の吸うたばこは臭い。それは一致する意見だ。そしてそれを吸えばたばこを吸うより影響が多いと言われている。

 たばこがまるで吸えない人もいる。吸いすぎてのどを痛める人もいる。気管に炎症を起こすこともある。そう言った意味で有害であることは確かだ。
 だが隣で吸っていても案外平気な人もいるし、特に本人は平気で吸っているわけだ。そのような人に大きな影響があると医学界は言っているが、それが本当だとは信じてはいない。だが否定する根拠もこれまたないわけだ。

 こう言った状況の中で、たばこで他人に迷惑を掛けない事を目的とした法律を作ることはそれなりの合理性があることだろう。
受動喫煙対策を強化するため、厚生労働省は、先月、一定の規模以上の飲食店は原則として禁煙とする一方、既存の小規模な飲食店では、喫煙や分煙を表示すれば喫煙を可能にするなどとした健康増進法の改正案の素案を公表しました。NHK
 この案は練った案なのだろうが、変だ。

 そして変更後は最悪の変な案になってしまった。
喫煙を可能とする具体的な基準について検討を進めた結果、「経営が厳しい店に配慮する必要がある」といった自民党からの指摘も踏まえ、資本金などが5000万円以下の個人や中小企業が経営する、客席面積100平方メートル以下の飲食店とする方針を固めました。NHK
 これではザルで水をくむまさしくザル法であり、規制にかかる店から今度は苦情が来そうだ。

 もっと苦しいのが規制を緩める理由だ。「経営が厳しい店に配慮する必要がある」と言ってしまえば、何らかの理由で禁煙ではない店に同席をせざるを得なかった人がたばこの害でやられたら、争訟が起き、不備な法律を突かれて敗訴の連続になると思う。店の経済性と国民の健康を天秤に掛けてどうするのかと言われてお終いだ。

 そもそもこの法律は発想がおかしい。
 国がたばこを禁止していないのだから、たばこを吸うか否かは個人の自己責任である。本来副流についても自己責任であるべきである。だから、対策は分煙であることははっきりしている。分煙は店内の分煙でも良いし、店ごとの分煙でも良い。あるいは喫煙室設置による分煙でも良い。
 こういったことで喫煙者も納得するだろうし、禁煙店や喫煙店が出来て落ち着く物と思う。

 ここで一つ必要なのはセクハラいや、たばハラ防止だ。希望しないたばこの陪席を拒否出来るようにすることだ。セクハラ、パワハラと同等以上の犯罪とするべきだ。

 法律の出来は議員の出来と同じ。そういうことだろう。

この記事へのコメント

2018年02月16日 19:16
同感です。お店の都合と客の都合、それぞれの判断で十分だと思います。
2018年02月16日 21:50
一般人 さん
コメント有り難う御座います。そしてお久しぶりです。
それぞれの判断ですね。そして人に迷惑を掛けないようしましょう・・・これが道徳教育ですね。

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