電車に火をつけたのは誰だ

 沿線火災による電車火災を連日報道したのはいささか驚いた。それほどの大事件なのだろうか?しかも事情を小田急電鉄だけに聞くという。謝罪会見も小田急だけに行うと徹底している。マスコミはこの事件は小田急が悪いのだと印象操作をしているようだ。

 大事件になった要因は踏切の緊急停止ボタンを押したことによる。小田急の場合はATS連動となっているから、勝手にブレーキが掛かり、火災現場の横に停止することになった。しかし自動でなくてもボタンの押された踏切の手前で止まることは手動でも求められることだ。

 その場合、踏切の安全を運転手が確認し、ボタンをリセットしなければならない。今回は8分程度かかったそうだ。その間に電車の屋根が燃え上がったわけだ。

 消防は小田急の運転指令に連絡もしていたそうだ。もしボタンが押されなかったら、運転手に連絡が入り、現場を徐行しつつ通過し、後続の電車を止めたことだろう。それは最初に停車した時には炎が出ていなかったから通過が可能だったと判断する。

 だから、電車に火がついた原因は消防もしくは警察にあるわけだ。

 電車に火がついた状態で移動を開始したわけだが、運転手は火がついているのを知らなかったという。知っているとしたらどうしたら良かったのか、よく分らない。もし火の回りが早かったら電車が移動した方が早く逃げることになるのだけれど。
 今回は最後尾の車掌に停止するように言っていたが、そこの経緯はどうなっていたのか不思議だ。

 今回のことは最初に停止ボタンを押したことが問題の発端だと思う。それを誤魔化すかのごとく電鉄会社ばかり取材し責任があるごとく放送する。メディアに対する圧力があるのだろうか?それとも忖度なのか?

 それにたいして、小田急の堂々とした姿勢は大人の対応だと思う。日本の実力はまだ高いと安心するところではある。

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