世界は狂っている

 アメリカ経由の報道だけを見ていれば、アメリカは世界の警察で正当で正義そのものだ。だが冷静に普通に考えれば、おかしいと分るはずなのに、情報のシャワーを浴び続ける人間は分らなくなるのだろうか?

 テレビの番組でもおかしいと言っているのはごくわずかだ。

 シリアで化学兵器が使われた。これが事実だ。
 アメリカがトマホークで政府の飛行場などを爆撃した。これも事実だ。
 安全保障理事会で調査をするとの議案がロシアの拒否権で否決された。これも事実だ。

 この最後の拒否の理由は、ロシア曰く正当な調査ではないとのことだ。詳しくは報道がされないが、シリア政府の調査が報じられ、その調査主体にもロシアが不合意のようだ。ここを詳しく報じないのが、ロシアを悪者にするタネなのだろう。

 だがこの事実から、シリア政府が化学兵器を使った事を確認するには調査が必要だと認識出来ることだ。普通に分ることだ。
 だとしたら、調査以前に爆撃したアメリカの行動は何なのだ。おかしいだろうと分って当たり前なのだが、それを指摘する番組やコメンテーターの少ないこと。あきれるばかりだ。

 世界のメディアもこんな調子なのだろうか?アメリカのメディアはこうだと思う。ヨーロッパとか中国とかアラブとかではどんな報道なのだろうか?まさか世界中が狂っているとは思いたくないのだが。

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