高江の住民はNHKには一応見えているようだが

 以前書いたエントリー   高江の住民はNHKには見えていないだがどうも見えてはいるようだ。
合意では、返還される区域にあるヘリコプター発着場を残りの区域に移設することが条件とされ、6つの発着場が東村高江地区の近くに新たに建設されることになりました。住民からは「騒音被害や事故の危険性が高まる」などと反発の声が上がり、市民グループなども建設予定地に通じる入り口に連日、座り込むなどして抗議活動を行いました。
 だがこれに続く文章がこれではどのように見えているのだろうか?
政府は「基地負担の軽減につながる」などとして建設に着手し、おととしの夏までに2つの発着場が完成しましたが、その後、住民の反対もあって工事は中断していました。そして、ことし7月、政府は、残りの4つの発着場の工事に着手し、9月には、民間や自衛隊のヘリコプターも投入して、建設用の機械やトラックなどを運び入れました。
 政府は沖縄全体の基地負担の軽減のほうが大きいと見たのだろうか?だが多数のために少数を犠牲にすることは憲法の精神にあわないことは明白なのだが、どう考えているのだろうか?

 ここでは「近くに」と表現されているが、ヘリポートと高江地区の距離が問題なのだろうと思う。かなり距離があるのに騒音や危険性を主張する反対派たち・・・と思わせる表現をすることにより少数がゴネていることにする・・そんなところだろうか?

 NHKは沖縄全体の大きな地図は出すが高江地区の地図は出さない。そこを隠すことが上記の印象操作のキモなのだろう。
 「近くに」の距離は1km程なのである。それも一方向ではなく2方向だ。普天間の合意では基地上空以外ではヘリモードにしないことになっているが、そんなものは守られてはいない。高江でも同じだろう。飛行モードからヘリモードへの転換が高江地区の上空で普通に行われることだろう。それは超低空飛行で昼夜を問わず行うことだろう。そして裁判所は飛行を禁止することは出来ないというだろう。だが政府はヘリパッドをそこに作る事を承認したのだ。政府がやっていることを裁判所が裁けない事になるのだが変だろうが。

 このような迷惑を掛けるのであれば高江地区全員の立ち退きが必要な処理である。高速道路を作る論理と同じ事なのである。なぜそういう普通の議論に入らないのだろうか?

 返還される基地は山ばかりで米軍が使っていないところらしい。そして新設ヘリポートの近くを沖縄北部へ通じる道路が通じる。政府は基地返還により観光客が増えると言う。観光客は低空を飛ぶオスプレイを目撃するチャンスが増えることだろう。オスプレイを下から見上げる経験をすれば、恐らく意見は変わると思う。

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