大阪を破壊するのは維新か自民か

 こんな話だ。
大阪府立大と大阪市立大の統合に向けた議案が、府市両議会で年内にも可決される見通しになった。慎重な立場だった自民党が賛成の方針に転じ、推進派の大阪維新の会を加えると両議会で過半数を確保できるためだ。今後、統合時期や運営形態について具体的な議論が進むことになる。毎日
 以前の話はもう少し詳しくのっている。
自民は市議団を中心に「議論が拙速だ」などと慎重論が強かった。今回と同じ議案は2013年にも市議会に提案され、否決された経緯がある。だが、11月の府知事・市長のダブル選で大阪維新が勝利したのを受け、自民の府市両議員団の幹部が12月に協議し、賛成する方向を決めた。
 何ともの政策だ。別の記事にもあった。
栗原氏は「府市の財政負担などを詰めてから議案を出すべきだった」と批判。さらに「伝統と歴史ある両大学の転換を急ぐべきでない」と松井知事らをけん制した。毎日
 栗原氏は自民党府議会議員から知事選に出馬し落選した人物だ。今は府議会議員ではないから自民党はこの発言には責任はないのだろうか?

 市立大学と府立大学を統合することは、論理的に正しいのだろうか?それぞれの議会や首長が存在する以上、意志は今後異なる可能性もあり、将来的に混乱する恐れもある。民主主義としても各々の有権者の意志をどのように反映するのか、難しいと思う。
 もし公立の大学が非効率などの理由で問題なのならば廃止する事は可能である。

 例えば水道や消防などで共同で行っている例はある。しかしそれは統合する方が少しいい程度ではなく、統合しなければやっていけない場合だろうと想像する。そういった議論や提案がどこかにあったのだろうか?
 私には破壊行為にしか見えない。破壊すればその混乱収支のためにしばらく効果も計れない。それが前進や改革の痛みだと説明することだろう。その結果が見えるのは少し先になるだろうが、良い結果になるとは思えない。

 今後自民党は維新の人気にあやかるために、お追従に走ることだろう。自民党はその程度の政党だとののしられることだろう。その通りだ。

 だが、その結果大阪はさらに破壊されるのではないだろうか?大阪を破壊するのは、維新か自民か、有権者の究極の選択の結果だろう。

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