飯大蔵の言いたい事

アクセスカウンタ

zoom RSS 自白が唯一の証拠って変でしょう

<<   作成日時 : 2009/12/15 20:27   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 1

 布川事件:再審開始が確定と報じられ、無実が確定的と聞いた。これもまた自白に問題ありだそうで、なぜか取り調べの録音テープがあるという。検察も警察もいい加減にして欲しいと思うが、それを報道する側も裁判所も問題があると思う別件がある。

 この事件だ。広島の殺人放火:求刑死刑、2審も無罪 自白信用性を否定 毎日

 地裁判決も無罪となっているから、いわゆる冤罪事件ではない。しかしこの経緯は圧倒的に変だ。記事はこんな感じだ。
自白調書の信用性が最大の争点だった。判決では「『(放火時に)灯油をまいた』と自白しているのに、ズボンなどから油成分が検出されておらず、自白の信用性に疑問が生じる」として信用性を否定した。中村被告が実妹にあてた犯行をほのめかす手紙が証拠採用されたが、「手紙などから自白への疑問が解消されるわけではない」と判断した。
 自白と本人が書いた手紙が証拠だ。他に何があるのだろうか?自白を否定する物的証拠まである。

 別の新聞では「自白信用できず」 広島3人死亡「放火殺人」2審も無罪読売
控訴審では自白の信ぴょう性が最大の争点だった。楢崎裁判長は「灯油をまいて放火したとしているのに、着衣などから灯油成分が検出されたという証拠がない」と指摘。保険金を得ようとしたとの動機も「(被告は)母親の保険契約について、漠然としか認識しておらず、不自然、不合理」とし、「検察の主張は証拠に基づかず、破綻(はたん)していると言わざるを得ない」と断じた。
 同じように他の証拠は無い。

 さらに広島・母娘殺害、高裁も無罪判決 「自白信用できない」朝日ではこうだ。
楢崎康英裁判長は「被告と犯行を結びつける唯一の証拠である自白は信用できない」とし、無罪とした一審・広島地裁判決を支持し、検察側の控訴を棄却した。
 検察のおかしな疑いを晴らしてくれた裁判長に文句は言いたくはないが、この文章はおかしくないか?
 それは次の文章と照らし合わせれば分かりやすい。
第三十八条 何人も、自己に不利益な供述を強要されない。
2 強制、拷問若しくは脅迫による自白又は不当に長く抑留若しくは拘禁された後の自白は、これを証拠とすることができない。
3 何人も、自己に不利益な唯一の証拠が本人の自白である場合には、有罪とされ、又は刑罰を科せられない。
 自白が犯行に結びつく唯一の証拠であるのならば、有罪となる筈も無いではないか。自白が信用できても出来なくても関係ないことではないのか。こんなもの自白偏重とは言わない。関係者は憲法を読んだ事がないのだろうか?

 この国はどうなっているのだろう?

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
飯様の書き込み、何度もうなずきました。
そのとおりだと思います。特に日本国憲法で、
刑事訴追の条文が規定されたということは、
戦前の訴追方式の問題点を、改めようという
決意の表れと考えられますが、検察・警察は
もとより、裁判所、特に最高裁は、憲法すら
遵守できないダメ官庁ですね。
カタカナサヨク
2009/12/16 11:27

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
自白が唯一の証拠って変でしょう 飯大蔵の言いたい事/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる