誰のためのものか

 誰のためのものか・・・漠然としたタイトルですが、最近の事象を見るにつけて基本に戻って考える事の重要性を感じている。

 昔のエントリー平成17年重大ニュース(その2)・・・会社は誰のものか
株主の為だけの会社がいくら繁栄しても国民は豊かにはならない。例えば国際化した会社が日本に本社を置こうが何の意味があろうか。
 もし政府がそれを当然だとするのなら、そのような政府を国民は代えるべきだろう。
 結論を書いてしまっているみたいなのだが、私は当然のごとく、多くの人々の幸福のために人の営みはなされている事を前提としていた。
 しかし、世間で起こる最近の事象の多くはそれから離れているとしか思えない。

 無論建前としては国民の利益を守るように言う。例えば
日本を成長させ、国民を豊かにする。
安全保障をきちんとし国民の生命を守る。
頑張る地方を応援する。
障害者、高齢者の自立を促す。
企業の国際競争力を高め、日本を発展させる。

政治家や財界人はもっともな事を言うが、少し裏を考えればそれらの主張が誰のためか透けて見えてくる。
品川正治氏が市場競争原理主義について言っています。直接引用、リンクが出来ないので品川正治氏講演会、議事抄録のご紹介。から入って読んでください。

 戦後の荒廃の中、人は食えるようになりたいと必死に働いた。それは自分のためであったにしても、農村を豊かにするのに反対もしなかったし、福祉を充実させるのに反対もしなかった。政治家も経営者もそれぞれの思惑があったかもしれないが国民の幸せを推進していた。

 だが今は違う。成果を得たものに厚く、株主など資産を持つ者に厚く、権力を持つものに厚くなってしまった。彼らが豊かにすると言う弱い人たちは見捨てられ、限りなく死に向かう。

 政治は誰のためのものなのか?企業は誰のためのものなのか?基本に戻って考える必要がある。

 日本は成長しているが国民は豊かになっているか?
 安全保障を言うが、国民を守るのか?
 頑張れない地方は援助もされず切捨てなのか?
 障害者、高齢者は負担金を払えない時、死なねばならないのか?
 企業は労働者の賃金引下げにより、国際競争力をつける。国民は豊かになるのか?

 総裁選で地方に光を当てると言う。正確には「地方にも少しだけ光を当てる」だ。光を当てすぎたところから光をはずす事は決してしないだろう。
 民主党がどこまで本気なのかもこの基準、「誰のためにやっているのか」で判断するべきなのだろう。
 共産党が憲法9条堅持を言う。国民のために言っていると信じたい・・・

 国民は忙しいから政治的になれないだろうが、政治家などが誰のためにやっているかだけは、見ておく必要があるのだろう。

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この記事へのコメント

ロケットの夏
2007年09月20日 19:20
国連に働き掛けてまでインド洋に行きたいとは・・・。それこそ誰のため?
2007年09月20日 22:33
ロケットの夏 さん
その解は難しいですね。ただ庶民のためではなさそうと思います。

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