新自由主義について 序論

 今世界を席巻しているのが新自由主義。何が新しいのかさっぱり分からない。
 もう一つ耳にするのが新古典経済学。これも新しい古典だと。さっぱり分からない。

 経済学では、日本の戦後優勢だったのがマルクス経済学、私が習ったのはケインズ経済学。マルクス経済学は加減算だけだが、ケインズ経済学は微積分、こちらの方が高級だったのか?新古典経済学は何が高級なのだろうか。

 新しい経済学が必要になったのは時代の流れなのだろうか。
 経済の状況で何が変わったのか?よく言われるのはグローバル化、それに対極的に第3次産業の興隆や金融のウェイトの増大と言う。しかしそれは前提条件なのだろうか?それとも誰かの政策の目的なのだろうか?


 新自由主義のもとでなされる政策は、おおよそ次の通り。
1.規制緩和
 行政機関が起業などの際に求める認可などを撤廃する。行政機関が規制するから、起業に制約が強く新しい産業が発展しない。既存の産業を保護する結果になるから産業構造の転換が出来ない。
 企業が自由に活動できる事が成長を促し、景気も良くなる。
2.累進課税の撤廃
 新しい産業、例えばIT産業、を起業し高収入を得ても税金に取られるようでは、働く意欲がなくなる。彼ら優秀な人が頑張らなくては、社会は発展しない。
3.官営事業の民営化
 官営事業は倒産しないから危機感がなく、効率が悪い。また、組合が強力で、効率の悪さを改革しようとも出来ない。組合員をクビに出来ないゆえに組合が協力という側面がある。
 これを民営化すれば、経営が効率化され、サービスが良くなり低価格でのサービスも可能になる。
4.労働市場の自由化
 国民の働き方は多様なニーズを持ち始めた。そのニーズに答える事が必要だ。
 一つの会社に定年まで勤める事が本当に良いことなのか。自由に転職する自由があっていいのではないか。いろんな仕事をし、経験を増やす事を可能にしてもいいのではないか。
 従って、企業の方向と会わない労働者は次の会社で再出発するべきだし、派遣労働により多様な職種を経験できるようにし、女性にも働く機会を与えるべきである。
5.頑張った人が報われる評価
  企業に勤める人は年功序列に守られ、頑張った人に報いることが出来ない。報酬はその成果により支払われるべきだ。その結果各人がより努力をし企業は発展し、結果的に社会は成長する事が可能になる。
6.グローバル化に対応する。
 中国などが急速に発展を続けており、低賃金の労働力がある。質が問題とされてきたが、年々向上しつつある。日本企業はこれに対応しなければならない。国際競争力をつけなければならないと言う事だ。
 企業は国内での合理化、高効率化に努めなければ競争に負けてしまう。企業としては相手国に積極的に進出してその労働力を直接活用する事も考えなければならない。
 そのような事をする事により企業は存続が出来、日本も成長できる。
7.国際標準に沿わねばならない。
 日本型経営では国際標準に合わない事が多くなされてきた。今グローバル化の中、日本も国際標準を取り入れないと世界の孤児となる恐れがある。
 また、日本企業はその資金調達を銀行に多く頼ってきた。バブル崩壊以降、銀行に多くの問題が明らかになり、資金調達にも改革が必要だ。
 一つは株式による調達だ。そのために国際標準としての経営の可視化が必要であり、株式報酬も見直さなければならない。
 二つ目には日本国内の資金だけに頼っていては閉鎖的で十分なものは見込めない。外国資本を活用しなければならない。これも国際標準に沿っている。
8.小さい政府がいい。
 日本は大量の財政赤字を抱えている。少子高齢化を迎えますます財政赤字は苦しくなる。福祉予算の効率的使用は当然だが、出来る事は個人、家族、地域で行う事が必要だ。
 また、自立した国民になることが肝要だ。一人ひとりが活き活きと、頑張ることがこの自由社会では当然の事だが、過剰な福祉がそれを妨げる事になる。自己責任を自覚する事が自立する事に繋がる。
 従って、自立した国民を前提とし、過剰な福祉を削り、活き活きとした自由な生活を送れるように改革をする事により、支出を削り、財政収支を改善し、将来更なる減税を行い活発な経済活動に期待する事が良い。
9.教育改革が必要
 財政赤字の改善のためにも教育の改革は必要だ。同時に教育では学力の向上も目指さなければならない。このため教育従事者にも競争原理を導入し努力を促す事が必要だ。
 教育は一貫した方針の下でなされないと効率化も出来ないし、学力の向上も難しい。そのため教育の管理、行政は重要な課題である。
 日本をリードするリーダーを養成しないといけない。そのための体制を作る事が急務だ。
10.世界の安定が重要
 経済活動は平和な世界でなされなければならない。平和な世界こそが人々が幸福な生活を送るために必要なものだ。世界にはテロを始め多くの不安定要素がある。自国と世界の平和を守る事が必要であり、そのための貢献が必要だ。

 そして国と企業が発展する事になり、結果的に国民も豊かになることが出来ると締めくくるのである。


 長々と書きましたが、嘘が沢山含まれている。書いていて気持ちが悪くなってきた。そして余りうまくないけれど、こんな事を書ける私は官僚になれるかもしれない。

 これらの嘘を暴いていき、別の事象も追加して書いていくことになるのだろうが、なかなかの難題だ。次はいつ書くことになるのか、私にも分からない。


 

 

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この記事へのコメント

ロケットの夏
2007年08月21日 22:45
あえて「新」などと冠を付ける程内容の有るもんでもないと思いますが・・。
計画経済が破綻したことで、あたかも市場原理こそ唯一絶対みたいに短絡的に勘違いしてしまった事が今の過当競争(過酷競争というべきでしょう)に踏み込んでしまった原因ではないでしょうか。勝者と敗者しか居ない世界、それは古典的なダーウィン主義における適者生存の原理でしかなく、人間以下の動物の生態となんら変わらる事の無いやり方だと思います。
2007年08月22日 00:35
ロケットの夏 さん
その通りですね。
古典的なダーウィン主義を利用した優生学的な主張も一体となっているみたいですね。
ケインズ経済がうまくいかない事が明確になってしまい、それに変わるまともな考え方が無い現状です。どうすればいいんでしょうね。
「鎖国」はダメですか?

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