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zoom RSS 「愛国心」教育についての天皇陛下のご発言

<<   作成日時 : 2006/06/07 10:37   >>

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 天皇陛下が「愛国心」記載について質問を受けたようだ。
記者会見の全般的な記事はこれ
天皇、皇后両陛下:東南アジア訪問を前に記者会見

東南アジアへの訪問を前に記者会見をする天皇、皇后両陛下=皇居・宮殿で6日午後3時33分(代表撮影) 天皇、皇后両陛下は6日、8日からのシンガポール、マレーシア、タイ訪問を前に皇居・宮殿で記者会見した。天皇陛下は、日本との相互理解と友好促進に資するように努めたい、と抱負を語った。訪問国がいずれも第二次大戦で日本から被害を受けているが「これまでの歴史というものを十分理解し、その上に立って友好関係が築かれていくということが大切」と述べた。

 また、日本人を含む多くの犠牲者が出たことに「この歴史を決して忘れることなく、各国民が協力し合って争いのない世界を築くために努力していかなければならないと思います」と平和への思いを語った。

 今月初めに体調を崩し休養した皇后さまも元気に臨み「出来るだけ陛下と行動をともにし、お疲れの度合いを推し量れるようでありたい」と天皇陛下への気遣いを見せた。

 シンガポールへは初めて国賓として訪問、マレーシアに立ち寄った後、タイでプミポン国王の即位60年慶祝行事などに出席し、15日帰国する。【大久保和夫】

毎日新聞 2006年6月6日 20時37分 (最終更新時間 6月6日 22時39分)
愛国心に関する部分はこれ
【天皇、皇后両陛下ご会見全文】(6−5)

 質問(4) 愛国心を促す方向で日本の教育基本法の改正が進められています。しかし、陛下がこのたび訪問されます国も含めまして近隣諸国では、そういった動きが戦前の国家主義的な教育への転換になるのではと恐れられています。陛下もそうした見解に共鳴されますか。

 天皇陛下 教育基本法の改正は現在、国会で論議されている問題ですので、憲法上の私の立場からはその内容について述べることは控えたいと思います。

 教育は国の発展や社会の安定にとって極めて重要であり、日本の発展も、人々が教育に非常な努力を払ってきたことに負うところが大きかったと思います。これからの日本の教育のあり方についても、関係者が十分に議論を尽くして、日本の人々が自分の国と自分の国の人々を大切にしながら、世界の国の人々の幸せについても心を寄せていくように、育っていくことを願っています。

 なお、戦前のような状況になるのではないかということですが、戦前と今日の状況では大きく異なっている面があります。その原因については歴史家に委ねられるべきことで、私が言うことは控えますが、事実としては昭和5年から11年(1930年から36年)の6年間に、要人に対する襲撃が相次ぎ、そのために内閣総理大臣あるいはその経験者4人が亡くなり、さらに内閣総理大臣1人がかろうじて襲撃から助かるという異常な事態が起こりました。

 帝国議会はその後も続きましたが、政党内閣はこの時期に終わりを告げました。そのような状況下では、議員や国民が自由に発言することは非常に難しかったと思います。先の大戦に先立ち、このような時代があったことを多くの日本人が心にとどめ、そのようなことが二度と起こらないよう、日本の今後の道を進めていくことを信じています。
(06/07 00:47)産経


 「愛国心」に関する部分の報道をニュースステーションでやっていた。
昔天皇は御前会議でその意思を歌を通じて伝えたそうだ。当然記者会見は御前会議ではないし、象徴天皇としての発言だ。しかしその意味をどう捉えたら良いのだろう。
 
 「日本の人々が自分の国と自分の国の人々を大切にしながら、世界の国の人々の幸せについても心を寄せていくように、育っていくことを願っています。」改正案の文言と似ているが、決定的に違うのは「国」ではなく「国の人々」となっていることだ。

 太平洋戦争の事実上の開戦決定の御前会議で
明治天皇御製の
「四方の海、みな同朋(はらから)と思う世に、など波風の立ちさわぐらん」(ここから)
を詠まれた昭和天皇を思い出します。

印象的な別のお言葉も紹介しておきます。
質問(5) 昨年、皇室典範に関する政府の有識者会議では、以下のような発言がありました。伝統は変動しないものではありません。その時代で創意工夫しながら、大事な本質を維持しようとして格闘してきた結果が伝統なのではないかと考えられます。今度訪問されますタイ王朝も長い伝統と歴史があります。日本の皇室の後継者について世間が語る中で、伝統の維持と時代の変化に伴う工夫につきまして、お考えをお聞かせいただけますか。


 天皇陛下 天皇の歴史は長く、それぞれの時代の天皇のあり方もさまざまです。しかし、他の国の同じような立場にある人と比べると、政治へのかかわりは少なかったと思います。天皇はそれぞれの時代の政治や社会の状況を受け入れながら、その状況の中で、国や人々のために務めを果たすよう、努力してきたと思います。

 また、文化を大切にしてきました。このような姿が天皇の伝統的あり方と考えられます。明治22年(1889年)に発布された大日本帝国憲法は、当時の欧州の憲法を研究した上で、審議を重ね、制定されたものですが、運用面ではこの天皇の伝統的あり方は生かされていたと考えられます。

 大日本帝国憲法に代わって、戦後に公布された日本国憲法では、天皇は日本国の象徴であり、日本国民統合の象徴であるということ、また、国政に関する権能を有しないということが規定されていますが、この規定も天皇の伝統的なあり方に基づいたものと考えます。

 憲法に定められた国事行為のほかに、天皇の伝統的あり方にふさわしい公務を私は務めていますが、これらの公務は戦後に始められたものが多く、平成になってから始められたものも少なくありません。社会が変化している今日、新たな社会の要請に応えていくことは大切なことと考えています。
「政治へのかかわりは少なかった」と言う認識の下の「天皇の伝統的あり方」と言う言葉の指す意味は深いのでしょう。

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「「愛国心」教育についての天皇陛下のご発言」について
「「愛国心」教育についての天皇陛下のご発言」について 愛国心とは自然的に発せられるものである。例えば高校野球で夫々の地域のチームを応援する様に郷土チームを応援するのと同じである。近々サッカー世界大会がある。夫々の地域から選ばれたチームを声援することがごく自然に行われる。上から押し付ける愛国心なんて戦前の上克下であってはならない。日本人なら日本国を愛するのは当然である。上から押し付けられる愛国心は真の愛国心とは言えず、戦前の国粋主義で危険である。 ...続きを見る
小山内翔龍のつれづれ俳日記帳
2006/06/07 15:32

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