平成30年沖縄慰霊祭

 平成30年、沖縄での慰霊祭が行われ、相良倫子さんの作品が注目されている。NHKが全文を載せる程「出来の良い」物なのだろう。

 圧巻は翁長知事の姿だろう。手術後の、まだ闘病中の姿は神々しいとしか言いようがない。一言言えば神になったと。そして挨拶の後の長く続く拍手が知事を励ましているようだ。

 NHKの報道で非常に気になるところがある。それは沖縄戦の認識だ。微妙な言い回しが多いから決定的な虚偽とは言いにくいのだが、気に障る。

 例えば
太平洋戦争末期の沖縄戦では、住民を巻き込んだ激しい地上戦で20万人を超える人が犠牲になり、沖縄県民の4人に1人が亡くなりました。NHK
 確かに激しい地上戦であり、住民が巻き込まれたことは確かだ。だが、戦争としてみたときに沖縄戦は激しい戦いだったのか?日本軍の戦力はアメリカ軍に匹敵していたのか?激しいというか混乱した戦いを強いられたのはアメリカ軍であり、その混乱は日本軍が住民を巻き込んだからではないのか?
 単純に主語を隠すだけでこのような効果が得られるのだ。

 あるいは
上陸したアメリカ軍が迫る中、住民83人がいわゆる集団自決に追い込まれたチビチリガマNHK
 追い込んだのは誰か?文面では追い込んだのはアメリカ軍との暗示だ。
 別の記事では住民が捕虜になりたくないからと言っていた。確かにその通りだが、日本軍が事前に捕虜になるなと圧力を掛けたから、捕虜になりたくないと思わざるを得なかったのだ。

 最近毎日新聞でもやrっている日本軍が捕虜となった住民を襲撃した話。日本人のどれだけがこの事実を知っているのだろうか?

 冒頭の作品は当時の日本軍を非難していない。それは彼女が歴史を学んでいないからそう書かないのか?私はそうではないと思っている。今それを言えば、作品が政治的になってしまうので、全部分った上でそう言った表現になっているのだと思う。
 沖縄戦の事実を分ったうえで聞けばきっちり語っていると思う。だがそれを知らずに聞けば、丸く収まったものになってしまう。それで良いのだろうか。

 細かいニュアンスの違いを連発するNHK。厳密には歴史の捏造だと思うが、言い訳だけは用意しているようだ。
 国営放送だからこれでよいとはならない。国営放送だから駄目だと考えるべきだ。

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