それは虚偽答弁でしょ

 もう昔のことかな、テレビで「私の記憶が確かならば」と名台詞をはいていた。人間の記憶が万全ではないという前提で語ることが誠実なことだと思うが、世の中言い切る人も多い。

 記憶している限りでは会ったことはない。と言うのか、会ったことがないというのか、その確かさは厳密には違う。ただ、記憶している限りといつもいつも言うのは煩わしいから省略をするものだが、逆にいつも省略していい訳ではない。

 国会の答弁は非常に重要なもので議事録にも残る話だ。だから慎重に言う必要があると普通は思う。だが最近は、今言ったように断言したり、変に興奮して根拠を示さず否定したり恫喝したりする人もいる。それは常軌を逸ししていると思う。

 そしてこれが言いたいことなのだが、記憶違いによって事実と違うことを言った場合に、「記憶が全くない」として、虚偽答弁との指摘を否定した。」と報道されるのだが、本当に虚偽ではないと言ったのだろうか?
 質問が「虚偽ではないのか」であるならば、上記の答えは明らかに虚偽ではないと言ったのだろう。

 記憶がない場合に、会ったことがないと断言することは虚偽発言ではないのだろうか?正しい答えは「会った記憶がない」であって、「会った事がない」ではない。だから例え記憶違いであっても結果的に虚偽を答えたら虚偽答弁である。それをそうではないというのはさらに虚偽を重ねたというべきである。

 総理は「今後とも誠実に職務に当たってもらいたい」と言ったらしいが、上記発言に誠意がないのだから即辞任をすべきだろう。

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