トランプ政権と欧米メディア

 その昔日本でも、民主党が政権を取った時、瞬時に各メディアは敵に回った。政権内部の情報を裏切り者が垂れ流し、各メディアは嬉々として報道した。その時国民たちはどのように感じたのであろうか?
 その先の鳩山、管にたいする攻撃の足しになったと思わざるを得ない。

 さてトランプであるが、実にいい加減な選挙公約を本当に実行に移すとはあきれかえる。予算がないとか、法律に触れるとか、言うものについては問題があっても検討指示にすぎないと解釈出来る。だが行政府の長として発することが出来る命令はその通り実行されてしまう。トランプ政権は実行することを前提に考えているのだろうか?

 いま問題視されている移民問題の他に、パイプラインの建設がある。これは今まで報道されなかったので知らなかったがオバマ大統領が一人で止めていた建設らしい。その建設を進める権限は当然あるし政治的判断も下して良い。だが、本当にデーターを吟味して判断したのだろうか?ただこれについて悪さがあるとすれば、建設後運用に入って何かが起こらないと分らない話だ。

 今問題の移民、難民制限と特定の国に対する入国制限はすぐに実行されてしまうから大変な事だ。
 
 移民は本来受け入れる国が審査して決めるものだ。その審査を厳密に時間を掛けてやることはその国の権利でもある。難民は政治的圧迫を受けた人々の受け入れだが、日本は極めて後ろ向きの対応をしている。アメリカが日本と同じような対応をしてもそれはアメリカの権利ではある。ただ、今まで比較的多くの難民を受け入れてきたとしたら、激変することによる混乱は必至だし、うまくやらないと非難を受ける。

 だがもっと大変なのが、入国審査による、特定の国籍者の入国拒否だ。これについて大統領令がどのような形になっているのか全く報道がなかった。今問題になっているビザがあるのに入国を拒否する件などは矛盾そのものなのだが、大統領令は何も書いていないのだろうか?
 ビザはアメリカが発行したものであり、飛行機が飛んでいる間にそれを無効にしたようなものだから、苦情が出るのは当たり前だ。しかも永住権を持つものまで入国拒否の対象にすればアメリカの信用はゼロになる。

 今のアメリカの入国事務は本当に無茶であり、いくら非難しても足りないと思う。

 だが、冒頭に書いた民主党非難のメディアと同様に、トランプ非難のメディアも信じるに足るのだろうか?反トランプ陣営とはグローバル資本家たちの集合体とその取り巻きなのだから、それに味方をすることが世界に多くいる貧困者にとって良いことなのか?トランプ叩きにには注意が必要ではないかと思う。

 世界が声を揃える時、テロとの戦いとか、地球温暖化とかそんな合唱には本能的にアンテナが立つのである。
 そう思ってトランプ叩きを見ている。

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