日本の国会に金晋三が登場した日

 なんともおぞましい映像だ。だがもっとおぞましいのはこの件がメディアに登場しないことだ。

 朝日新聞は安倍首相の所信表明演説を全文記載している。そこにこんな文章がある。
 東シナ海、南シナ海、世界中のどこであろうとも、一方的な現状変更の試みは認められません。いかなる問題も、力ではなく、国際法に基づいて、平和的・外交的に解決すべきであります。

 そして、我が国の領土、領海、領空は、断固として守り抜く。強い決意を持って守り抜くことを、お誓い申し上げます。
 ここでは平和的・外交的に解決すると思うのだが、次項ではそうではないらしい。
現場では、夜を徹して、そして、今この瞬間も、海上保安庁、警察、自衛隊の諸君が、任務に当たっています。極度の緊張感に耐えながら、強い責任感と誇りを持って、任務を全うする。その彼らに対し、今この場所から、心からの敬意を表そうではありませんか。
 軍事的に守ることは平和的・外交的より重要だと言ったに等しい。

 だが問題はこの後だ。
画像

 小さくしか写っていないが首相は拍手をしている。自民党の議員たちも拍手をしている。その様はあの国とそっくりではないのか。何ともおぞましい。

 この写真は朝日の記事からは想像もつかない。毎日のWEBにも今のところ片鱗も発見出来ない。

 不思議なことにNHKが片鱗を報道している。
馬場氏は、「自民党の一部の議員が立ち上がって拍手をしていたが異常な光景だ。落ち着いて真摯(しんし)に議論し合う状況ではなくやめるべきだ」と述べました。
小沢氏は、「議場で、自民党議員が起立して拍手して、本人も拍手してというのは異様な光景だ。今まで日本の議会では見られないことで、ますます不安を感じた」と述べました。
 だが動画ではこの部分は報道されてはいない。

 所信表明演説の動画はTBSがネットにあげている。(26分20秒)すべての演説をあげているが、ネットで見るのなら国会中継を見るのと同じであって、電波に乗せることが放送局の値打ちなのだが、そんなことはしていないのだろう。

 このおぞましさは動画で見て実感出来ることだ。ネットでの拡散を希望する。

追記 琉球新報の記事
首相の拍手に自民議員一斉起立 「北朝鮮か中国」と野党
2016年9月26日 21:53


 衆院本会議で安倍首相(右)の所信表明演説中に起立して拍手する自民党議員=26日午後
 安倍晋三首相が26日の衆院本会議で、自衛隊員らをたたえるため所信表明演説を約10秒中断し拍手、多くの自民党議員がこれに応えて、一斉に起立し拍手する一幕があった。野党は「北朝鮮か中国共産党大会みたいだ」(小沢一郎生活の党共同代表)と批判した。

 首相は演説で「今この瞬間も、海上保安庁、警察、自衛隊の諸君が、任務に当たっています」と訴えた上で「今この場所から、心からの敬意を表そうではありませんか」と呼び掛け、拍手した。自民党議員が立ち上がり首相に倣ったため、大島理森議長が「ご着席ください」と注意した。

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