首相は国会議員の代表なのか?

 安倍首相の施政方針演説では意味不明の箇所が山のようにあります。前後の文脈が繋がらないところは随所にあります。

 だがこの部分は本当に変だと思う。
国民から負託を受けた私たち国会議員は、「どうにかなる」ではいけません。自分たちの手で「どうにかする」。現実を直視し、解決策を示し、そして実行する。その大きな責任があります。
 経済成長、少子高齢化、厳しさを増す安全保障環境。この国会に求められていることは、こうした懸案に真正面から「挑戦」する。答えを出すことであります。こちらから
 「私たち国会議員」を代表するかのごとく、国会議員たちにお説教をたれるわけだ。この演説の題名はこうだ。第百九十回国会における安倍内閣総理大臣施政方針演説

 憲法では3権分立として内閣と国会は明確に区別されている。内閣の代表者は国会で選ばれるが、国会の代表者を兼ねてはいない。
 だが現実には総裁を兼ねている首相は国会についての支配権を有していることも事実だ。だがそれを表明すべきなのだろうか?

 先日の国会では福島議員の憲法改悪の質問に対し、憲法改悪議論は国会でやるべきで首相に聞いてくれるなと言った。その時の都合の良い言い方や立場をとるのは常套手段だから今さら驚きはしない。だがこの言い方は国会も我が物にしていると宣言したようだ。

 最後にまたこういう。
民主主義の土俵である選挙制度の改革、国のかたちを決める憲法改正。国民から負託を受けた、私たち国会議員は、正々堂々と議論し、逃げることなく答えを出していく。その責任を果たしていこうではありませんか。
 逃げるのは国民の世論から逃げることを言うのだろうか?議論しないことも主張だし、憲法改正案という答えを出さないことも主張だ。国会議員に指示をする内閣総理大臣、そんなことを許しておいて良いのか!!

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