「地域主権改革という危険な幻想」について

地域主権改革という危険な幻想」について全面的に賛同します。

 道州制を含んだ地域主権改革は新自由主義そのものである可能性が極めて高い。むろん、真の地域主権を主張し実現しようと考えている方々がおられることも承知していますが、新自由主義の方向に持ち込もうとする勢力の力が強く、危険きわまりないと思う。

 地域主権での主要課題は、地域が決めることである。言い方を変えれば地域がおのおの違う結論が出せることであり、財政力に応じて豊かな結論も貧しい結論も出せることである。それに対して国は口も出さないし金も出さないことである。要するに地方の切り捨てにつながる。

 もう一つの主要課題が官僚制度の見直しだ。中央官僚は地方に対して権限を持つから、中央でも力がある。彼らの手足をもぐことそれが地域主権だ。橋下知事がよく言う「霞ヶ関をぶっ壊せ」がそれを端的に表現する。
 中央官僚制度を壊せば、道州制が出来ても対した官僚制度は出来ない。彼らに変わって力を持てるのは、財界主導あるいは政治主導だ。だがそれが官僚主導よりいいとは限らない。新自由主義の沿った主導であれば国民もしくは道州民の暮らしは今より悪くなるだろう。

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