信号機は国民の財産

国の物は民間の物、それが今の考えか?
自治体が全国に設置している約20万基の信号機をNTTドコモなど国内通信4社に開放し、次世代通信規格「5G」の基地局として利用できるようにするのが柱だ。既存の設備を使うことで世界で競争の激しい5Gを低コストでスピードも早く普及させることができる。自治体は自動運転の実現や災害時の情報伝達などに利用する。日経
 自治体にインフラが提供されることが見返りという。だが5Gができれば電話機を信号に配置するだけでインフラは十分構築できる。

 それよりもこの件は携帯電話会社にメリットがある。とりわけ後発の会社にメリットがあるわけだ。
 というのも、ドコモやAUは基地局を多数準備していてそれより後発の会社との差がある。だからこの措置は先行のメリットを無くす大きな意味があるわけだ。
 それが記事の後段の表現に見える。
5Gの普及には全国に数十万規模の基地局の整備が必要とされる。現行の4Gの基地局も使用するが、5Gは4Gに比べ電波の飛ぶ距離が短いためNTTドコモやソフトバンクなど国内通信4社は新たな設置場所の確保が必要になる。
 ソフトバンクがことさら出てくるのも重要だし、最後発の楽天などは神風のごとくだ。

 もし本当にこれを実施するならば、国の財産を民間に不当に利用させる、明らかな不正だろうと思う。

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