これが国会質疑の実態だ

 IR実施法案がまたまた強行採決されたが、質疑の状況が一目で分る記事が毎日新聞に記載された。残念なことにデジタル情報が見つからないので紙面から入力する。

 IR実施法案でなお残る論点
論点、野党の質問点、政府の説明   の順に書きます。

経済効果の試算  試算がないのに何故収益が上がると言えるのか   
            収益が上がる計画でないと認定しない。 国土交通相

外国人観光客の増加 カジノに頼らなくても観光客数は伸びている
               IRは我が国を観光先進国に引き上げる原動力だ。 首相

想定客層は訪日外国人 民間や自治体の調査では、利用者の7~9割が日本人になる
               国内外を問わず、多くの来訪者を引きつける力がある 国交相

ギャンブル依存症対策 世界最高水準の規制と収益を上げることは相反する
                健全な運営で得られる収益を活用して依存症対策を推進する 首相

法成立後に政令などで規定する項目が331に及ぶ
                カジノの面積など、肝心な部分に関する国会の議論が深まらない
                技術的な部分などは政令などで決める  IR推進本部事務局

 どれをとってもまともに答えていないことが分る。さらに、明らかに重要な問題であるのに、その答えがなく、それについては当然法律に書いていないわけで、実に危ない話である。

 国会中継を見たことのない人はこれを読んで冗談もいい加減にしろと怒るだろう。だがこれが現実である。新聞テレビはもっと伝えるべきだと思う。        
        

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