自衛隊は誰の権限で派遣されたのか?

 気がついたら想像もつかないところで自衛隊が活動していたとならないのだろうか?

 昨年9月に北朝鮮に石油を運ぶための船舶を臨検すべしと国連が決議したそうな。だから各国がその任務に就くことは問題はないはずだ。だが、自衛隊は普通の軍隊ではないから、自衛隊が参加するとなるとそれなりに微妙なはずなのだが。
北朝鮮への国連・安全保障理事会の制裁をめぐっては、決議に反して海上で北朝鮮の船が外国の船から積み荷を移し替えてもらい北朝鮮国内に持ち込むなど、制裁逃れが行なわれているとの指摘があります。政府関係者によりますとこの制裁逃れを防ぐため、去年12月から海上自衛隊の艦艇が朝鮮半島西側の黄海や日本海の公海上で、警戒監視にあたっていることが分かりました。
 海上自衛隊は撮影した写真などの情報を、アメリカ側や海上保安庁に提供しているということです。自衛隊が北朝鮮への制裁の実効性を高める目的で活動するのはこれが初めてです。TBSニュース
 自衛艦が臨検すればそれは武力行使ではないのかとの議論を呼ぶ。だから写真撮影にとどめている。なんだか嫌だね。

 朝鮮半島を西に回るとそこは中国の目の前。それは中国を刺激することにならないのか。日本政府は当然それを考えたはずだが、どうなのだろうか?

 そもそもこの活動は誰の決済なのか?指揮権から言えば防衛大臣の命令は必要だろう。だが問題の微妙さから考えれば首相が決めるべき事項だ。それは命令書が存在するのか、それとも口頭なのか?外務省はどのような協議をしたのか?閣議決定は必要ないと誰かが判断したのか?

 こんな話が突如報道される時代になった。さらに進めばこんな報道があったりして。

 ○月○日 自衛隊は○○海で活動中に攻撃され、反撃を開始した。

 これが戦後レジュームからの脱却なのだろう。

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