最大の抵抗勢力に民進党はなるのか?

 立憲民主党の先行きを占うのは、連合の動きと地方組織である。立憲民主党は地方組織に対し呼びかけを行い、特定の地域では自ら地方組織を立ち上げている。
 現在民進党は多くの地方組織を束ねているが、それをどうするのかが、今後のポイントだろう。

 民進党が何らかのものをまとめたという。党改革本部中間報告(たたき台)だ。その冒頭にある基本的方針を引用しよう。
真の民主主義を確立するために、新たな政策目標を掲げ、国民の再結
集を図る。来年 2 月には党大会を開き、党としての新たな姿とその道の
りを明確にする。 1. 私達自らの抜本的かつ発展的な改革を実現する。
[改革の基本的な方向]
① 政権交代を目指す野党の中心として貢献するために、解党的出直しを
し、党は生まれ変わらなければならない。
② 形式的な生まれ変わりではなく、党のガバナンス、カルチャーを含め、
実質的に生まれ変わらなければならない。
③ 政策的な方向性は、旧民主党、現民進党の蓄積を継承しつつ、時代や
社会の環境変化に合わせ、不断の見直しを行わなくてはならない。
④ どのように生まれ変わるかについては、前例や固定観念に囚われず、
あらゆる可能性を模索すべきである。
⑤ これまでの党運営に関する経験、経緯、反省等を踏まえ、地方組織や
支援団体の意見を十分に聞いたうえで進めることが必要である。
以上の改革の基本的な方向に基づき、引き続き具体的な検討を行う。
 民進党ではなく国民の再結集とはお笑いぐさだが、何をするつもりなのかさっぱり見えない。
 解党的出直しと言うが、それに該当するものはさっぱり見えない。支援組織〔連合〕や地方組織の意見を聞くと言うが、地方組織は今までと同じものを維持するとこの後のページに長々と書いてある。

 世論調査の結果を見るまでもなく、希望にも民進にも国民は期待してはいない。それを地方組織や連合の組合員も認識することだろう。民進の地方組織の行き先は明らかなことなのに、こんな陳腐な文章がいまだに現れる。

 民進党は抵抗勢力として期待に応えるのか、泡のように消えるのか、注目が必要だ。

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