「雇用関係によらない働き方」とはフリーターのこと

 日刊ゲンダイの記事にあるとおり、「雇用関係によらない働き方」とはフリーターのことのようだ。

 資料はこちらにある

 「雇用関係によらない働き方」は資料ではフリーターではなく、フリーランスのことだ。ドクターXがその象徴なのだが、高い技能を持ち高い報酬で仕事の出来る人をイメージさせようとしている。他にはデザイナーとか弁護士とかを言うみたい。

 だが資料を見ていくとフリーランスの定義はフラフラしていてどこに行くか分らない。自営業者全般であったり、在宅で仕事をする人(なんと内職か)になったり訳が分らない。恐らく定義を曖昧にして都合の良い議論を進めることだろう。

 フリーランス議論では、企業とフリーランスと仲介業者があるらしい。そして今回検討に参加しているのは仲介業者ばかりなのである。企業の代弁は自民党がやるから、不在なのは労働者のみである。

 海外ではフリーランスが進んでいるとする。だが同じく海外のフリーランスの定義はない。そしてもう一つ重要なことは海外にはフリーランスユニオン(組合)があるらしい。日本では絶対に出来ないユニオン、その有無は限りなく大きい差だ。

 労働基準法の保護とか福祉の見直しが必要という。だがそれを具体的に進めるとは到底思えないから、フリーランスにされる人たちには悲劇が待つだけだろう。

 そういえば派遣議論の初期では、派遣業務は通訳などのフリーランスだけだった。それがあっという間に拡大して、非正規の山だ。
 今度は派遣業を範疇外の職種に広げようとしているのだろうか?

 国民の敵、それだけは確かなようだ。

この記事へのコメント

2016年11月25日 23:46
日本でも、東京ユニオンのように1人組合を作れますよ。
2016年11月26日 00:40
一般人 さん
組合を作っても一人では力がないですね。組合を作りにくいのが明代なのでしょう。

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