TPP議案では何を審議するのだろう

 衆議院のページには議案の一覧表がある。衆法、参法、閣法ごとに一覧があり、経緯と共に提出時の法案が見られる。ところが条約の批准では経過しかない。

190 8 環太平洋パートナーシップ協定の締結について承認を求めるの件 衆議院で審議中 経過

 何を承認するのだろうか?

 外務省のHPにもTPPに関して記載がある。そこには環太平洋パートナーシップ(TPP)協定交渉概要(PDF)と概要のみである。詳細は内閣官房TPP政府対策本部HPを見よと言う。外務省の値打ちも落ちた物だ。

 さて内閣官房のHPを見れば、一応TPPについて掲載されている。
 正文が英文しかないと言われています。その内容はこんな案内。
TPP協定(英文)について
TPP協定(英文)が公表されました。
ニュージーランド政府のホームページへリンクします別ウインドウで開きます
 なんとニュージーランド政府のホームページを見なければならない。日本政府は英文を持っていないのだろうか?

 そして和訳も公表されている。この和訳は誰が担保した和訳なのだろうか?
 日本の国会議員がこの和訳によって批准した場合に、もし誤訳によって誤解した時の責任を政府は取るのだろうか?そうしたことに対処するのが交渉経緯なのだがそれは黒塗りにされるのだ。

 だから日本の国会議員は英文を詳細に見なければ批准するか否かを判断出来ないわけだ。そんなことをやっている国会議員がいるのだろうか?

 政府が言う、成長に役立つとか、効果額いくらとか、信じる物は救われない典型だろう。だが反対する根拠を備えるのも大変な事だ。
 国会議員は何を審議するのだろうか?

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