地震支援のすべては政府の手柄なのか

 安倍政権は早くから対策会議を開き、事細かく抽象的な指示を繰り返してきた。最近は具体的なことも言っているようで、食料を政府が被災民に施しているそうだ。それも90万食とか180万食とか大量のものらしい。
森山農林水産大臣は19日の閣議のあとの記者会見で、「これまで支援物資は、一度被災地の市町村が指定した場所に持って行っていたが、きょうから避難所まで届けることにした」と述べ、食料を避難所に直接届ける態勢を整えたことを明らかにしました。NHK
 現地の人員が大変だと言われているが、政府がどんな人員を調達したのか、記者は普通聞くと思うが、そんなことは知らないのだろうか?

 しかもその一食は白いおにぎり2個と水だそうだ。それは一食と言えるのだろうか。確か政府はそれを3食三日間続けると言ったと思うが、それで良いのだろうか?そのあたりも記者に質問して欲しいのだが。

 もっとすごいのがこれ。
菅官房長官は、政府の非常災害対策本部の会議のあと記者会見し、「電力は1万2000戸で停電しているが、家屋の倒壊や崖崩れなどが著しい箇所を除いて、電源車の配備によって、あす中に停電解消を目指す。基本的には電源車の配備によって、停電をしているところはなくなると考えている」と述べました。NHK
 停電の復旧は電力会社がやっているはずなのだが、政府の指示がなければ復旧出来ないのか?
 そんなことはない。電気事業法をいくら読んでもそんな記述はない。政府の指示が無くても電力会社は自らの努力で復旧させる。しかも九州電力だけではなく他の電力会社からも応援があり、政府ではなく電力会社の努力で復旧させるわけだ。

 こんな事まで政府の手柄にするのはあり得ない嘘っぱちだろう。

 こんな事も。
安倍総理大臣は、「避難所等での不自由な生活に起因する問題を根本的に解決するためには、住環境を早急に整備する必要がある」と述べ、高齢者や慢性疾患を抱える人など特に配慮が必要な人が、避難所から自治体などが確保した、公営住宅や民間の宿泊施設などに早急に移れるよう、関係閣僚に指示しました。
 指示するのは勝手だが、その指示に何かの意味があるのか?指示したからその手柄になる訳ではないことは当然のことである。

 日本メディアはこんな妄言を垂れ流している。それはまるで大本営発表と同じであろう。すでにそのようになっていると思った方がよい。日本のメディアと書いたが、NHKだけではない。東京の放送局はすべてそうだと言い切りたい。

 熊本地震は大惨事だが、日本のメディアと政府の惨状は余りにも巨大だと気づかされる。

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