自動車の自動運転が日本で実用になるのだろうか?

 安倍政権も前のめりなのが自動車の自動運転だ。オリンピックの年に東京で実用化されていると夢のまた夢を語ったらしいが、信じられないことだ。

 道路だけが大平原を突き抜けているアメリカであるならば、それは可能だろうと思う。だがアメリカでもニューヨークやロスアンジェルスの町中で可能とは思えない。日本ではそんなところが殆どだから、見通しは暗いと思うのだが。

 法律的な問題もある。自動運転車が事故を起こした時には運転者に責任があるのが現在の法律だ。それを変更しなければ、安心して自動運転車に乗っていられるのだろうか?

 東京のゆりかもめ、大阪のポートライナーは自動運転だ。だがこれはレールの上を走る鉄道だ。難しさは桁違いだ。しかし、昔ポートライナーが事故を起こした時には、いつでも対応できるように運転手を乗車させたものだ。もし何かあった時には運行責任者が責任を負う体制だ。
 自動運転車の運行責任者は誰なのだろうか?車の所有者なのかメーカーの責任者なのだろうか?

 車の走り方を常に把握しつつ、何か問題のあった時には即時に対処しなければ運転者は責任をとれない。もし、どう動くのかを運転者が設計しているならば、手放しでも責任がとれるかも知れないが、運転者が自動運転のプログラムを知っているはずもない。

 かといってどんな状況でも大丈夫とメーカーが保証できる物でもないと思う。人身事故を起こしても金で済む話だと、確率で済む話だとメーカーが言ったら、その車は走れなくなるだろう。そんな車が走っている道に出ることは自殺行為だからだ。

 問題がありすぎる自動運転なのだが、マスコミはなぜ無批判に報道し続けるのだろう?車のCMをもらっているからなのか。政府の言うことには絶対反対しないからなのか。

 こんな馬鹿な話に騙されてはいけないと思う。

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