同一労働同一賃金とはこういうことか

 安倍政権が参院選挙対策で言い出した同一労働同一賃金はどうなるのだろうかと思っていた。

 こんな風に言っていた。
安倍総理大臣は先の衆議院予算委員会で「均等待遇も含めて踏み込んで検討する。わが国の雇用慣行に留意しつつ、待遇の改善に実効性のある方策としたい」と述べました。
これを受けて政府は、短時間や有期雇用の非正規労働者に対する不利益な取り扱いを禁じた法律の規定を派遣労働者にも拡大する必要がないか、労働者派遣法などの改正も含めて検討を進めることにしています。NHK
 警戒が必要な言葉も入っているが、不利益な取扱を禁じるのならいい話だ。だが、「均等待遇」とか「雇用慣行」がくせ者だ。これは賃金以外の物も考慮できるという意味なのだ。

 それを具体的に語った言葉がすでに現れた。
さらに、業務の内容や責任の程度、経験や転勤の有無などが、どう異なっていれば賃金に差を設けることが許されるのかについてガイドラインなどの形で具体的に示せないか検討することにしています。
政府は、来週から一億総活躍国民会議を開いて、同一労働同一賃金をテーマに議論を本格化させることにしており、同一労働同一賃金の範囲をどこまで広げるかが当面の焦点となる見通しです。
 同一賃金という圧力の中で「賃金に差を設けることが許されるのか」に挑むと言うことらしい。

 恐らく参院選挙までは範囲を大きく広げるような議論をし、選挙が終われば言葉を飾って極力範囲を狭め骨抜きにする算段だろうと思う。

 騙されてはいけない。

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