“食糧危機”あなたは生き残れますか?

 食糧危機のなか、あなたは生き残れますか?と問われれば、畑を買おうとか自分で作物を作ろうかとか利己的なことをすぐに考えてしまいます。
 今日のテレビ番組“食糧危機”あなたは生き残れますか?はそんな利己的なことは言わない。日本人はいかに生き残るかを真剣に考えている。その出演者は関口宏と大桃美代子、高木美保、作家の立松和平氏、田中義剛、永島敏行、浜美枝、造園家の涌井雅之氏。いずれも農業、酪農大好き人間たちだ。あまりにベクトルがあっているので、論争がない気持ちの良い会話だ。

 その内容は・・・輸入止まった食卓は▽コメ名産地に異変が▽漁業者デモ・牛乳や卵もピンチに…自給率39%の現実▽関口宏が“国産限定3食”体験▽驚きの米政府映画…なぜ日本はパン給食?▽大国の食糧戦略などをテーマにしている。

 そしてその結論は、食料をグローバル経済の中に位置づけるのではなく、日本の食料は日本で作ろうよという単純なものです。当たり前と言えば当たり前の、結論である。そして農業従事者の高齢化や放棄された農地が大量にある現状でも諦めてはならないという。その通りだと思う。そして未だに大規模農業を目指している自民党農政を直ちに転換するべきだと言うこともさらりと語られる。


 この番組に出てくる「大国の食料戦略」、大国とはアメリカのことだ。ブッシュ大統領の演説の一部が紹介される。以前にも聞いたことがあり、探したが見つからなかった。その年代が出ていたが2001年とあったみたい。こんな内容だ。
アメリカは食糧を確保している。食糧を確保しないことは国民を不安に陥れ、国民を裏切ることだ
 それに続いてIMFがハイチに課した条件、輸入米の関税をほとんど無くし、農業を破壊し、今回の穀物高騰による悲劇を描く。IMFの後ろにアメリカがいることは当たり前だが、自国民の利益のために他国民を飢え死にさせる国、それがアメリカという国だ。

 そのアメリカが第2次世界大戦後日本にしたことも、「驚きの米政府映画」の場面でやっている。アメリカは日本も対象にしているのだ。
 ヨーロッパ各国も戦争のためもあって食料では苦労をし、今は自給を達している。そのためには補助金も出している。

 日本も目覚めなければならない。情勢から見て遅いのかも知れない。でも常に遅すぎることはない。今から始めよう。石油や穀物の高騰で日本人は遅くなったかも知れないが、気がつくべきだ。アメリカの言うとおりにしていても、いつまでもうまくはいかないことを。

 私がまだ小さい頃、農業も分業で行言っていた人がいた。その時から間違っていると感じていた。また、米をやめて肉や乳製品を取ろうとかも言っていたが、今日本食が見直されている。
 間違ったことを偉そうに言っていた者たち、今こそ謝罪するべきだろう。
 (そう言えば日本語もやめてしまえとか、漢字も仮名もやめてしまえとか言っていた人もいたそうな、同じ穴の狢だね)


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この記事へのコメント

ロケットの夏
2008年07月16日 22:27
サンデ-モーニングの食糧問題版の感
でしたね。私もおおむね好意的に感じ
ました。グローバルスタンダードは
アメリカンスタンダードに他ならないと
改めて実感しました。
こんなものに振り回されてはいけない。
同時に農業生産者の置かれた状況と
漁業者の状況は同じものである事も
痛感しました。小売の値段から逆算
されて最後に生産者の僅かな取り分が
決められてしまう、これはまことに
おかしな構造です。生産者は追い詰め
られて居るのです。
カタカナサヨク
2008年07月17日 14:58
私も同感と、好感を持って
見ました。そして、改めて
日本政府の貧弱な発想を、情けなく
思います。
十数年前の、コメ輸入自由化が議論
になった頃、出版された、井上ひさし著
「コメの話」という本を読み返しています
が、今、問題になっていることを、予言
しているかのようです。のみならず、
空恐ろしくなります。
平和ボケして、アメリカに無条件で
追従さえしていればいいんだという、
乞食根性と、民主主義や日本国憲法は
別にして、GHQ占領下に植え付け
られた、アメリカの食糧戦略から
脱しなければなりませんね。
それにしても、アジア・太平洋戦争
敗戦直後に、カネを出しても、コメ
が手に入らなかったという、経験
から、何も学んでいなかったんですね。
2008年07月18日 23:43
アメリカに追随していてはダメだと、多くの人に認識されていると思うのだが、現実には困難がともなうのか?
2008年07月19日 06:24
こんにちは!アメリカ人と同じような生活をすることになれた日本人は、そういったことを考えるだけの力がなくなったのでしょうね。一部のことを取り上げると、皆が共感しても、いざ現実となると自己中心とならざるを得ないほど、日本は貧しい国になったのでは?と恐怖を感じます。
2008年07月20日 00:23
一般人 さん
心の貧しい国・・・そうですねーー
でも遅すぎる事はないと信じませんか?
2008年07月20日 09:54
私も遅すぎることは無いと思います。
ただ、気がかりなのは、気づかない人たちが多いことです。
こんなことも、気づく人は少なそうです。
「今の官僚に任せてはいられない」ということを別に表現してみます。「自民党に任せていては、官僚に任せる現状は変わらない」。一方で「民主党は実績もないし、自民党と同じような人もいる。だから、民主党には任せられない。」
自民党に任せていてはどうしようもない。ほぼ100%無理な状態で自民党に投票する人がいる。
この自民党に投票する無意味さに気づくのは、なかなか無理がありそうです。
カタカナサヨク
2008年07月25日 01:28
一般人サンの意見に同感です。
日本の報道は、選挙戦になると、どうしても、競馬の予想屋をすることが、使命だと思っているようです。
本来は、マニフェストと実現状況、前回の総選挙以来起こった不祥事等を、きちんと検証しなければならないのに、与党と一体となって、馬券「報道」しているつもりになっている。有権者を見下しているという、一端が垣間見えますね。それから、テレビ・ラジオでは、各政党に平等に、発言時間を与えて、テーマを決めて、じっくりと討論させるべきなのに、司会者が、与党に恣意的な進行を行い、それでいて、「徹底討論」などというタイトルをつけているのですから、臍で茶を沸かしてしまいます。

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