鳴かぬなら殺してしまえホトトギス
官僚の不祥事、不作為、そして天下りや利権あさりなど非難の声は小さくならない。大阪府知事はその攻撃を激化させ、ますます声が大きくなってきているようだ。
かつて官僚の給料は民間より少なく、恩給により補填され、役所がつぶれないことを考慮に入れるとやっと民間並みになると思っていた。高度成長の中、民間の給与が上がり、役人の給与も上がった。
バブル崩壊以後民間の給与が伸び悩みあるいは減少するなかで、減少せずに残り目だった。上げるときは民間に倣い、民間が下がってもそれに倣わない。人間の本質と言えばそれまでだが、改善を要するだろう。
天下りは民間では普通だった。それは現在ではかなり縮小されてきている。これも給与同様、役人の世界では温存されすぎており、改善を要するだろう。
改善を要する役人の世界を鳴かぬホトトギスとすれば、それにどのように対処すべきか。
過去の成句ではこうなっている。
鳴かぬなら 殺してしまえ ほととぎす ――織田信長
鳴かぬなら 鳴かしてみせよう ほととぎす ――豊臣秀吉
鳴かぬなら 鳴くまで待とう ほととぎす ――徳川家康
郵政民営化、社保庁民営化、さかのぼっては国鉄民営化、電電公社民営化と官営を民営化してきた。これは「殺してしまえ 」と同じではないのだろうか。
民営化して無理やり「鳴かして見せよう」としているのかもしれないが、そうはならない。
最近「霞ヶ関解体」と言う言葉を聞く。政治家にとって霞ヶ関の官僚機構はあってはならないものらしい。それは官僚が不徳を成すからだけなのか?政治家にとって都合の悪い存在だからではないのか。
日本の戦後は優秀な官僚が経済を指導し、多くの規制や誘導により秩序が保たれ、成長を成し遂げてきた。その官僚たちが腐敗し既得権益にしがみつく存在に成り下がった事を否定はしない。彼らを弁護する気はない。
しかし、官僚組織やその役割まで否定する事が本当にいいのだろうか。企業に多くの規制を課してきたのは、経済の秩序のためであり、相対的に弱者である労働者や中小企業の保護のためではなかったのだろうか。
規制緩和をすると同時に、規制をする官僚をつぶすのは論理一貫している。
上の成句を書き直してみよう
不正をする役人たちは 解体してしまえ
不正をする役人たちは 不正をさせないようにする
不正をする役人たちは 不正をしなくなるまで待とう
何もせずに待っていても、役人はホトトギスではないから鳴かないだろう。しかし、殺してしまえば、弱者を保護する官僚制度は永久に復活しない。
橋下知事は府庁内にプロジェクトチームを作りまくっている。外部から人を入れたとは聞いていないから、内部の役人たちだろう。彼らが役人の真の心を持った人たちである事を祈る。そして真の心を持たない役人たちは即刻退場すべきだ。
鳴かぬなら 鳴かしてみせよう ほととぎす
これが現在の役人および官僚制度に対する対処法だと私は思う。
かつて官僚の給料は民間より少なく、恩給により補填され、役所がつぶれないことを考慮に入れるとやっと民間並みになると思っていた。高度成長の中、民間の給与が上がり、役人の給与も上がった。
バブル崩壊以後民間の給与が伸び悩みあるいは減少するなかで、減少せずに残り目だった。上げるときは民間に倣い、民間が下がってもそれに倣わない。人間の本質と言えばそれまでだが、改善を要するだろう。
天下りは民間では普通だった。それは現在ではかなり縮小されてきている。これも給与同様、役人の世界では温存されすぎており、改善を要するだろう。
改善を要する役人の世界を鳴かぬホトトギスとすれば、それにどのように対処すべきか。
過去の成句ではこうなっている。
鳴かぬなら 殺してしまえ ほととぎす ――織田信長
鳴かぬなら 鳴かしてみせよう ほととぎす ――豊臣秀吉
鳴かぬなら 鳴くまで待とう ほととぎす ――徳川家康
郵政民営化、社保庁民営化、さかのぼっては国鉄民営化、電電公社民営化と官営を民営化してきた。これは「殺してしまえ 」と同じではないのだろうか。
民営化して無理やり「鳴かして見せよう」としているのかもしれないが、そうはならない。
最近「霞ヶ関解体」と言う言葉を聞く。政治家にとって霞ヶ関の官僚機構はあってはならないものらしい。それは官僚が不徳を成すからだけなのか?政治家にとって都合の悪い存在だからではないのか。
日本の戦後は優秀な官僚が経済を指導し、多くの規制や誘導により秩序が保たれ、成長を成し遂げてきた。その官僚たちが腐敗し既得権益にしがみつく存在に成り下がった事を否定はしない。彼らを弁護する気はない。
しかし、官僚組織やその役割まで否定する事が本当にいいのだろうか。企業に多くの規制を課してきたのは、経済の秩序のためであり、相対的に弱者である労働者や中小企業の保護のためではなかったのだろうか。
規制緩和をすると同時に、規制をする官僚をつぶすのは論理一貫している。
上の成句を書き直してみよう
不正をする役人たちは 解体してしまえ
不正をする役人たちは 不正をさせないようにする
不正をする役人たちは 不正をしなくなるまで待とう
何もせずに待っていても、役人はホトトギスではないから鳴かないだろう。しかし、殺してしまえば、弱者を保護する官僚制度は永久に復活しない。
橋下知事は府庁内にプロジェクトチームを作りまくっている。外部から人を入れたとは聞いていないから、内部の役人たちだろう。彼らが役人の真の心を持った人たちである事を祈る。そして真の心を持たない役人たちは即刻退場すべきだ。
鳴かぬなら 鳴かしてみせよう ほととぎす
これが現在の役人および官僚制度に対する対処法だと私は思う。
この記事へのコメント
大蔵さんと私の認識の違いだと思います。
大蔵さんがどんな職業かは別にして、
力を持ちすぎた官僚がこの国の大きな障げに
なっているのは間違いないと思います。
新保守主義を唱える者の肩を持つ気は
もうとう有りませんが、政治家達が疎んじる
ほどの力を持っている、と言うことではない
でしょうか。
今の官僚がこの国の妨げになっている事に異論はありません。しかし、官僚をそのようにしたのも政治家たちの責任だと思います。
私が言いたいのはなっていない官僚を首にする事と官僚制度をなくす事を同一視してはならないと言う事です。
戦前からの悪弊は続いているのですから
やはりかなりの外科手術はやむを得ないと
思います。絆創膏を貼ったくらいでは
連中の卑しさは直らんと思います。
かなりの外科手術が必要であると私も思います。しかし、自民党の政治家が手術もしないで安楽死させようとするから心配なのです。