公示前最後の日曜日

 今日は公示前最後の日曜日で、テレビでは各党首揃い踏みの論戦があったが、人数も多く時間も短く、生煮えだった(と思う。)。(朝日は見たがNHKは見ていないから)
 じかにやり取りを聞けば、各党首のうち約一名の頭が悪い事がなおさら良く分かる。

 NHKが夜10時から参議院選特集として中川何がしの顔をいっぱい写している。気持ちの悪い事この上ない。しかし、自民党よいしょに見える番組ですら、普通の目で見ればぼろぼろの自民党だ。
 何しろ良いネタが無いからだ。

 自民党は長い国会の中で成立させた法律を成果として言うようだが、その法律は悪法ばかりだ。
 教育基本法改悪に始まった教育改革と称するものは、教師を国家管理におき、教師をいじめたおすものだ。そして進めるのは愛国心教育だ。教育の現場が荒れているのは確かだが、こんなやり方では悪くはなっても良くはならない。

 国民投票法案はどのように改憲したいかも明確にせず、無理無理通したものだ。国民投票法案を作る事には反対はしないが、内容がひどい。ただただ改憲したいと言う思いのみが見え見えだ。最低投票率が無いことはまず問題で、投票年齢の議論も定見も何も無いいい加減なものだ。そしてもっとも問題なのがテレビなどへの広報だ。議員数に比例した協議会で言論の自由を制限するとんでもない内容なのだ。これでは改憲に賛成した国会議員達が声を合わせて国民に迫ってくるだろう。何のための国民投票なのだ。

 公務員改革と称するものも、良い効果が少ない代わりに、悪い効果は十分あるというひどいものだ。
 各省庁が馴れ合いでやっている天下りを無くすとしているが、各省庁が内閣府ハローワークに関与する事により骨抜きになり、効果が薄い。役人時代の業務には2年間携われない規定を削除し、民間からの役人登用を今より自由にするものだ。これにより民の官への関与が容易になる。
 各省庁の押し付け的天下りは少しは減るかもしれないが、官民癒着は限りなく進む事だろう。

 政治資金規正法は5万円以下の金を放置し、一般の政治団体分も放置しているザルそのものだ。こんなのは改善でも何でもなく、ただやっただけというものだ。

 年金の時効を撤廃する法案はたいした法案でも無いし、これがなくても時効後の年金も払った例もある意味の無い法案だ。

 そして社保庁解体法案は年金事務を解体し、国民の年金をうやむやにするものだ。社保庁の改善は必要であるが、このやり方がいいのかまともな議論はなく、どこがいいのか誰にも分からない。しかも消えた年金を短期に処理しようとする時に、肝心な事務方を解体すれば出来る物も出来なくなることは明白だと思うのだが。


 安部政権は小泉元首相に貰った国会の議員数だけを頼りに、議論も説明もせず強行採決で法案を通してきた。支持率が下がろうと気にしない政権だ。一度権力を握れば国民が望まなくても自身の方針をやっていく暴走政権だ。国民は暴走機関車に日本の行き先を決めさせていいのか???

 その上、閣僚の非調和発言は相次ぎ、閣僚の不祥事もありすぎ、中でも河野談話を継承すると言いつつ、狭義の強制性についてこだわるなど自分で分裂している始末。本人も含めて分裂内閣、指導力が皆無である事も明らかにしてしまった。

 年金問題で国民が本当に怒ったのは、大問題なのに問題ではないと言い続けたことなのに、未だにそれに気が付かず新しい政策を出したからそれでいいだろうと胸を張っているばかさ加減だ。
 無茶苦茶になったデーターがそう簡単に整理出来るとは誰も思っていない。真摯に、熱心に持続的にやっていき国民の生活を守る気があることを国民は望んでいるのだ。偉そうに「私の責任で・・・努力する」と言われても信頼できない。


 これだけボロボロの自民党なのに、政権交代を目指す民主党にも支持は集まらない。一番の問題は憲法改正に対する党の姿勢だ。内部にいろんな意見があり、それを真剣に議論、決定すれば党が分裂するだろうからだ。
 しかし安部政権が暴走政権としても行き先は分かる。民主党は行き先はボールに聞いてくれというような無制御政権になる可能性がある。
 憲法改正を例にしたが、いろんな政策でも同じことになる危険性があるのだろう。困った事だ。

 アメリカやイギリスで行われている二大政党制には私は反対だ。二つの政党の間には基本的な違いが無く、目先を代えるだけの政権交代とすることは政治家側からすれば、将来安泰なのだろうが、国民側から見れば選択の範囲が狭くなるだけの事だ。
 民主党の出した日本国教育基本法は自民党が喜ぶようなものだし、憲法改正案も自民党案の暫定改正案に近い。例えば民主党政権が一歩進め、自民党政権が2歩目を進めると言う絵もかけそうだ。
 二大政党制は国民の選択を狭め、選挙により民主主義を行っていると国民に思わせる詐欺のような形だと私は思う。

 国民新党とか新党日本とかはよく知らない。しかしこんな政党は泡のようなもので、気にしなくていいと思う。泡が大きくなれば害があるのみであり、泡は時間が来れば消える事が望ましい。

 公明党は早く連立を止めて、支持者の主張を代弁する政党に戻るべきだと思う。そろそろ原点に戻らないと法難が来ると思うが。

 社民党、共産党は紛れも無い護憲政党だからいいと思う・・・のだが、何故支持が得られないのかもっと考えるべきだろう。それを示さないと泡になる可能性は大きいだろう。


 私は参議院選挙では、政党にとらわれず自らの良識で、人物本位で、選ぶべきだと思う。それが参議院の良識になると思う。民主党からの候補者で護憲を言う候補者が居り、民主党がぶれたら党を抜けると言った人がいた。政治家は個人の信条資質が重要なのだと思う。

 私は水谷先生、イーホームズ藤田藤吾が押す天木直人を推薦する。彼は体も細く力も弱いかもしれない。しかし、愛国者である。(正確には愛国民者)役人の特性を良く知り、外交のプロである。しかも国民(すなわち彼の仲間)を愛する情熱は激しい。
 小さな力だが、議員になれば必ず正論を示してくれると思う。

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  • 誰が『異常な円安』にした

    Excerpt:  ブログを開設して以来、1年と2ヶ月が経った。そして、エントリーの中でかなりの割合を占めてきたのが、「円安」問題である。  意図的な政府の円安誘導は大手製造業を助け、これに乗って都市銀行が外貨投資(投.. Weblog: 関係性 racked: 2007-07-09 14:35
  • いやいや、今更赤城農相の件で騒ぐなよ

    Excerpt: 既知だろそんなん。 政治家が国民を馬鹿にしていると言う人も居るが、 ・平和が何故必要かをきちんと説明出来ない護憲派 ・時代遅れのナショナリズムに真剣に拘泥する右翼 という、実質に踏み込めな.. Weblog: 滑稽本 racked: 2007-07-10 09:55