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zoom RSS 真犯人は石原知事?新豊洲地下空間問題

<<   作成日時 : 2016/09/15 22:09   >>

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 石原元知事は騙されたと言っていたが、その本人が地下にコンクリートの箱を埋めればいいと言っていたそうな。その圧力はきつかったと多くの人が想像するだろう。
 だが現物は箱にもなっていないお粗末な代物で、これは日本の劣化を示す重要な物だと思う。

 この検討は専門家会議とその後の技術会議でなされたと言われている。専門家会議はまだ豊洲に決まっていなかった時に検討されていたものらしい。その結論が豊洲になったと言うことなのだろう。そしてコンクリートの箱発言は専門家会議終了直前だったようだが、専門家会議の結論では箱を否定し、土壌入れ替え、盛り土推奨となった。

 新しい知事は再検討するに当たって専門家会議を指名した。その後の技術会議のメンバーではなかった。技術会議のメンバーはどうやら東京都の意向を重視するメンバーではなかったかと思う。それは会議の経緯を見てそう思う。

 この会議は豊洲新市場予定地の土壌汚染対策工事に関する技術会議と言う。豊洲ありきの会議だ。リンクはここだ。

 地下空間の話は土壌処理の各案提示で出てくる。目的は単に地下空間の利用だ。第6回議事録の最後のほうだ。(テレビで一部の委員が地下空間について知らないと言っていたが、居眠りでもしていたのだろうか)

 議事録ではその案(5案)は明確に否定されている。
(委 員) 評価が高かった案-1〜5 のうち、案-4 については、原位置微生物処理のため確実性に問題があり、案-5 については、土地の利用、機能、価値の問題が、経費に対して十分プレイバックされないので、事務局としてはこれらを除いた案-1,2,3 をまとめて、それぞれのよい部分を組み合わせて案をつくるということでよいか。第9回議事録P3

 これは第9回なのだが、第8回にもう一つの観点の資料が東京都から出されている。地下水管理について だ。
○ 豊洲新市場予定地における土壌汚染対策は、土壌について環境基準を超える汚染物質を除去し、地下水についても環境基準以下に浄化していくといった、安全を確保する上で万全な内容となっている。
一方、国では、土壌汚染対策法改正に向け、検討が進められているが、新市場予定地が同法の対象となり、土壌が汚染されている土地である指定区域に指定されたとしても、土壌や地下水の汚染物質を除去、浄化した後、地下水質のモニタリングを行うとともに、万が一、地下水中から環境基準を超える汚染物質が検出された場合には、汚染地下水の浄化が可能となるよう、建物下にこれらの作業空間を確保するなどの措置を講じていくことで、指定区域の解除が可能と考えている。
 これは地下空間を作るとする東京都の明確な宣言なのだが、なぜか議事では無視されていく。次回9回で地下空間は否定されていく。

 同じく8回で、技術会議における地下施設の有効活用提案の評価について が提出されている。これについては東京都は否定している。
地下利用の問題点
・建物の建設工期が約1年延伸する。
・専門家会議において、揮発性有機化合物が建物内に入る恐れがあるため、地下施設はつくらない方がよいという指摘があり、ターレット置場を地下から地上へ変更した経緯がある。
 前段の理由があるから駐車場は不要と言うこと?

 そうした経緯のあと、一気に土壌対策報告に飛ぶ。それまでは地下空間に関する経緯が存在しないのだ。

 最終報告が豊洲新市場予定地の土壌汚染対策工事に関する技術会議 説明資料 だ。

 非常に詳しく説明しているが、建物部分の埋め戻しレベルは見事に書いていない。ただ建物部分の施行の違いとして。砕石層と流動化対策がなされていないことだ。東京都の説明としては建物と一体として施工するとしている。だから、土壌チームとしては確認が要らないと言う意味だろう。
 だが埋め戻しレベルは、盛り土の有無に直結するから、技術会議の提言そのものであり、土壌チームの責務のはずだ。この報告書ではぼかされているから、技術会議の委員は騙されていたのだろうか? 各委員は現地に視察に言ったとも書いてある。4.5mも下がっている地面が分らないはずがないだろう。

 それを示す資料がある。技術会議における土壌汚染対策工事完了確認状況のまとめ だ。
 これの12〜14pに埋め戻し・盛り土の確認がある。そのレベルは建物のあるところではAP+2.0m、それ以外で+6.5mとはっきりと書いてある。これでは騙されたといえないと思う。

 現知事はブラジルへ逃亡したが、宿題を残した。今頃東京都の幹部は言い訳をどう作るか苦慮していることだろう。

 上から命令され、専門家会議の委員からは一顧だにされなかった。メンバーを変えて技術会議を立ち上げ、うまくしようと思った。その会議は明確に方針変更をせず黙認すること。それにより、とにかく工事をしてしまえば移転するしかないだろうと。

 今考えている言い訳はどんなのだろうか?

 すでに会議に示したように、継続的に汚染対策をするため地下空間を設けた。機能的には盛り土と同等の機能があると考え説明は変えなかった。汚染気体が建物内に入らないか再度チェックし万全を期す。

 こんな事かな?

 一時期あった企業の不祥事。とにかく目的を達するために、法律であろうが工学であろうがすべて無視する。これは劣化だと対策が必要とされていた。東京都の劣化もひどい。東京の劣化そのものだ。

 そしてそれを伝えるマスコミの劣化も著しい。数時間調べれば簡単に分るのにそれすら出来ないマスコミ。これが劣化だろう。

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コメント(6件)

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技術委員会の確認は、盛り土ではなく、2m掘って土壌汚染が認められる10m四方を浄化処理したかどうかだようです。
一般人
2016/09/17 16:47
一般人 さん
すいません。仰っていることがよく分りません。
飯大蔵
2016/09/18 23:58
技術委員会の確認項目は、盛り土ではありません。
2m掘ったあとの土壌。この残っている土壌をきれいにする作業が必要です。このことを技術委員会が確認。図面のAP+2.0を確認した。今回話題の盛り土4.5のAP+6.5を確認したということではないということです。
一般人
2016/09/19 21:50
一般人 さん
それはどこに書いてあるのですか?専門家会議の勧告を変更した記録があるのでしょうか?
飯大蔵
2016/09/19 23:31
テレビで技術会議委員だった方が技術会議の目的と確認事項として説明していました。技術会議は専門会議の提唱に基づいて土壌汚染改善を具現化することを目的とされています。AP+2.0が具現化されていれば、技術会議の目的は果たされています。
一般人
2016/09/20 16:42
一般人 さん
専門家会議の趣旨は埋め戻し、さらに盛土で遮断する意味だと思います。一人の技術会議の委員の主張のようですが、調査結果を待たねばならないでしょう。
飯大蔵
2016/09/20 22:22

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