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zoom RSS 安易な白タク議論はだめでしょう

<<   作成日時 : 2016/03/08 22:00   >>

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 こんなNHKニュース
政府が「国家戦略特区」の新たな規制緩和策として打ち出した自家用車での観光客の送迎サービスについて、無許可営業のタクシー、いわゆる「白タク」を認めることにつながりかねないと、全国のタクシー運転手が大規模な反対集会を開きました。
 こんな風に思うだろう。政府が「白タク」を無制限に解放しようとしているから、タクシー運転手が反対していると。

 こんな事も。
政府は「国家戦略特区」の新たな規制緩和策として、中山間地などで自家用車を使って観光客を有料で送迎するサービスなどを盛り込んだ法案を今の国会に提出する方針です。こうしたサービスは無許可営業のタクシー、いわゆる「白タク」行為として、今は法律で禁じられています。
 あれ、中山間地、観光客、何の話だろうと普通は混乱する。

 そして、NHKがコマーシャルもやる。
一般のドライバーが自家用車を使って有料で人を運ぶサービスは「相乗り」を意味する「ライドシェア」と呼ばれ、タクシーに比べて割安なため世界中で広がっています。
なかでも急速に利用者を伸ばしているのがアメリカのIT企業、ウーバーで、サービス開始から6年足らずで世界70か国、370以上の都市に拡大しています。
ウーバーは2年前、日本に進出し、タクシーやハイヤーの配車サービスを行っていますが、将来的には日本でもライドシェアを普及させたい考えです。
 ここでは中山間地も観光客もなく、制限なしの事業を言う。
 これに繋がるからタクシー業界が反対するのも確かなのだろうが、この飛躍は何だろうか?

 政府の検討はこんな文章になっている。
(1) 過疎地域等での自家用自動車の活用拡大・ 過疎地域等における訪日外国人を始めとする観光客を中心とした運送需要に対応するため、地域住民の運送を主とした現行の自家用有償旅客運送制度を拡充し、主として観光客を運送するための新たな制度を創設する。
第20回 国家戦略特別区域諮問会議 配布資料 平成28年3月2日
資料1 国家戦略特区における追加の規制改革事項等について(案)
 現行の自家用有償旅客運送制度ではタクシーですら営業できない需要の少ない地域での特例であり、2種免許相当など厳しい条件がある。地域の住民に加え観光客を運べるようにするだけであって、過疎地なのだから旅館なども少ない。そしてもし需要が多くなれば正規のタクシーが復活すれば良いだけのことなのだ。

 だから結論として、現在の特区での白タク制度はタクシー業界に大きな影響は与えない。だが、これを安易に都会などに広げていけばタクシー業界に大きな弊害を与え、乗客にとっても不利になる可能性がある。

 ただその中できっちりさせていかなければならないのは「ライドシェア」の中身だ。

 「ライドシェア」の性格付けでは次のことを決めていく必要がある。
 配車の方法ではスマホでやったりするがそれは本質ではない。
 利用者、運転者の入会審査方法
 運転者の資格審査、免許など
 運転者の雇用形態
 自動車の保険義務

 もし運転者が雇用者で2種免許で、車の業務用の保険があって認可事業であれば、それはタクシーだろう。
 逆に運転者には誰でもなれて、普通の免許で良くて、保険も自家用であって、登録もいらないとすればそれは危ない白タクだろう。
 「ライドシェア」とはなにか、それも決まっていない現状だ。それを称揚するような記事を載せるNHKは何なのだろうか?

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