飯大蔵の言いたい事

アクセスカウンタ

zoom RSS 安易な「民泊」検討は怖い

<<   作成日時 : 2016/01/13 01:24   >>

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

 民泊の検討についてのこんな報道だ。
厚労省によると、13、14年度に全国の自治体が旅館業法を満たしていないとして宿泊施設の営業許可申請を却下した事例92件のうち、約半数の47件は床面積が簡易宿所の基準に達していなかった。このため、床面積の規制を緩和し、許可を取りやすくする方針。

検討会は案の詳細について3月末までに中間報告をまとめ、厚労省が政令や省令を改正する。毎日
 記事には一応問題の予測とその対応も記されている。
民泊として貸す施設に貸主が住んでいない場合は、貸主が客に会うなどして本人確認することや、トラブルに緊急対応できる体制を許可の前提にする。賃貸物件を大家に無断でまた貸しする不正民泊を防ぐため、許可申請時に賃貸借契約に違反していないかを自治体が確認することも盛り込んだ。
 「トラブルに緊急対応できる体制」は非常に重要な項目だと思う。そしてこれこそが民泊の検討の本質の部分だと思う。十分な検討がなされているのか、不安そのものだ。

 記事の前段にはこんな事も。
宿泊者が近隣住民とトラブルになるなど問題化していた。
 こう書きながらこれを検討したとの報道はない。こういった事を今の記者達は平気でやるのだ。

 旅館業法にはこんな規定がある。
第五条  営業者は、左の各号の一に該当する場合を除いては、宿泊を拒んではならない。
一  宿泊しようとする者が伝染性の疾病にかかつていると明らかに認められるとき。
二  宿泊しようとする者がとばく、その他の違法行為又は風紀を乱す行為をする虞があると認められるとき。
三  宿泊施設に余裕がないときその他都道府県が条例で定める事由があるとき。
 今民泊の検討は外国人宿泊客を対象にしているという。その時でも宿泊を拒んではならないのだろうか?それなりの体制を組んでいるホテルならまだしも、一般の民家で誰でも受け入れられる物なのか?
 私が思うに、旅館業法は日本人を対象にしていると思う。言葉も通じない、習慣も違うそんな人々を受け入れるのに、ビジネス的に出来るはずもないと思う。リスクをもっと評価するべきだろうし、サポート体制をどうするのか、検討するべきだ。

 こんな規定も。
第六条  営業者は、宿泊者名簿を備え、これに宿泊者の氏名、住所、職業その他の事項を記載し、当該職員の要求があつたときは、これを提出しなければならない。
2  宿泊者は、営業者から請求があつたときは、前項に規定する事項を告げなければならない。
 外国人の場合、パスポートの提示を求め番号などを記載するのか、その際のトラブル時の対応はどうするのか?

 もっと言えば、乱暴者であったり、犯罪者であったり、そういった場合の対応は営業者の自己責任だろうが、民泊でもそうなのだろうか?近隣への迷惑を防ぐ手立てはあるのだろうか?不安は大きいと考えるはずなのだが。

 政府関係の報道はこんな物
一方、外国人観光客の増加を目指す政府は、2020年の東京五輪・パラリンピックの宿泊施設不足解消に民泊が有効と位置づけ、ルール作りを検討していた。

 厚労省によると、13、14年度に全国の自治体が旅館業法を満たしていないとして宿泊施設の営業許可申請を却下した事例92件のうち、約半数の47件は床面積が簡易宿所の基準に達していなかった。このため、床面積の規制を緩和し、許可を取りやすくする方針。
 この安易さが本当に恐ろしい。ホテルなどの建設と民泊の拡大のどちらにするのかが検討の始めのはずだが、すっ飛ばしている。

 この程度の検討で物事を決めている現在が、本当に怖いと思う。国民は自衛をどうするのか、真剣に考える時代が来ていると思う。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
安易な「民泊」検討は怖い 飯大蔵の言いたい事/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる