飯大蔵の言いたい事

アクセスカウンタ

zoom RSS 「戦争法」は戦争法か その2

<<   作成日時 : 2015/10/03 01:07   >>

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

 決定してしまったから戦争法案は戦争法に格上げだ。だが中身は変わらない。

 政府は戦争法ではないと言っている。だがその理由が一般的には分らない。(例外の人は分っているはずだが、教えて欲しい物だ)

 こんな話。
 日米同盟をさらに強固にするための法律がこの法律だ。日米同盟が強固になれば、抑止力が高まり、戦争をしなくても良くなる。平和法律だ。

 衆議院の質疑を見ても、抑止力の説明は全くない。野党も質問していない。この重要な議論は法律に書いていないから野党も質問しなかったのか分らないが、首相の発言は早くからあったから、質問して欲しかったと思う。
 沖縄の話で、海兵隊の抑止力の質問はあったが、回答は不透明であった。だが気になるのは「アメリカ海軍とか空軍の抑止力は分るが」なんていう台詞だ。本当に分っているのだろうか?

 この話を納得できる人は、具体的に考えていない人だと私は思っている。世界最強のアメリカ軍に攻撃を仕掛ける軍隊がどこにあるのか。日本を共に守っているはずのアメリカ軍を排除できる軍隊がどこにあるというのだろうか?

 この理由を分りやすく言うものもある。それは見捨てられ論である。アメリカに見捨てられないように、アメリカ軍を支援すると言う。
 何とも情けない話だから、これを理由にすることはないだろう。表に出ない話だから真偽のほども分らない。

 この法律を制定する理由は法案に書いてある
 理 由
 我が国を取り巻く安全保障環境の変化を踏まえ、我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある事態に際して実施する防衛出動その他の対処措置、我が国の平和及び安全に重要な影響を与える事態に際して実施する合衆国軍隊等に対する後方支援活動等、国際連携平和安全活動のために実施する国際平和協力業務その他の我が国及び国際社会の平和及び安全の確保に資するために我が国が実施する措置について定める必要がある。これが、この法律案を提出する理由である。
 この理由では日本の措置についての事項であって、抑止力についてではない。だが、「平和及び安全の確保」と書いた部分が微妙だ。安全の確保は出来るが、平和の確保は軍事力では普通は出来ない。平和の確保は抑止力がないと出来ないのである。
 そんな風に読むのは、かなり力がいることだ。

 さて戦争法の本体に入るが、永くなってきたので、今日はさわりだけにしておきたい。

 現状の自衛隊法の作りも同じなのだが、自衛隊の任務は大きく二つに分かれている。実際に攻撃されたときとそれ以外の国際協力のときだ。
(自衛隊の任務)
第三条  自衛隊は、我が国の平和と独立を守り、国の安全を保つため、直接侵略及び間接侵略に対し我が国を防衛することを主たる任務とし、必要に応じ、公共の秩序の維持に当たるものとする。
2  自衛隊は、前項に規定するもののほか、同項の主たる任務の遂行に支障を生じない限度において、かつ、武力による威嚇又は武力の行使に当たらない範囲において、次に掲げる活動であつて、別に法律で定めるところにより自衛隊が実施することとされるものを行うことを任務とする。
一  我が国周辺の地域における我が国の平和及び安全に重要な影響を与える事態に対応して行う我が国の平和及び安全の確保に資する活動
二  国際連合を中心とした国際平和のための取組への寄与その他の国際協力の推進を通じて我が国を含む国際社会の平和及び安全の維持に資する活動
 1項は自衛権の行使で武力行使を行うとしている場合だ。ただその場合も必要最小限しか許されないという。だが法律にどう書いてあるかが、焦点であり、戦争法か否かを決定するものである。

 2項が周辺事態とか国連活動に関する物で、憲法通り武力行使を伴わない物と規定している。それは改悪後も変わらない。
 衆議院の議論も後方支援などで武力行使と一体化しているとかの物が多かったわけだ。もし一体化しているとすれば、法律の中での矛盾と言うことになる。

 武力行使を問題にした議論を聞いていても、自衛権を肯定しているなら問題ないし、そうでないなら大問題だ。それを区別して聞くためには上記の1項と2項が分っていないといけないし、どちらの議論なのか明確にしないと分らないことだ。
 野党の質問でも分らないことが多く、もやもや、フニャフニャしていたのが私の現実だった。

 次回はこれらについて、もう少し突っ込んだことを考えてみたい。
 

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
「戦争法」は戦争法か その2 飯大蔵の言いたい事/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる