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zoom RSS 実に危険な憲法抜きの安保議論 

<<   作成日時 : 2015/05/24 00:39   >>

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 毎日新聞が安保論戦に望むとして3人の論を載せた。まだ続くかも知れない。

 その1が<安保論戦に望む>論点、山のようにある 元内閣法制局長官・阪田雅裕氏だ。

 これは論点の整理としては比較的的を得ていると思う。
与野党ともに抽象的な言葉をもてあそぶのではなく、具体的な事例に即して質問してほしい。
仮にホルムズ海峡に機雷がまかれて原油の8割が入って来なくても国の存立が脅かされたり国民の生命や自由が根底から覆されたりするということではない。これだけ限定しているにもかかわらず、存立危機事態として機雷除去もできるというなら、本音では限定していないということで、国民に対して不誠実だ。
 だが基本的な態度は次の文章ではっきりする
。◆今回の法制は、自衛隊の位置付けを根本的に変えるものだ。専守防衛の役割と同時に米軍支援を地球規模で行う任務を負うことがはっきりしている。国民は覚悟を持たなければならない。
 この論ですっぽり抜けているのは、日本に憲法があることだ。元内閣法制局長官が憲法を無視するのは皮肉なのだろうか?
 「米軍支援を地球規模で行う」ことが合憲なのか論じるべきなのに。

その2が派遣の国会承認、評価 国際政治学者・三浦瑠麗氏だ。
−−法案の評価は。

 ◆結果として現行に比べできることの幅はあまり広がっておらず、変革の象徴的な意味合いを持つものと考える。
 国際政治学者がどうしてこんな評価が出来るのか、不思議で仕方がない。
−−ではどこに歯止めを求めますか。

 ◆国会であるべきだし、国会以外にない。

 
−−今の国会の状況をどうみますか。

 ◆官僚的な言葉を使う政治家が多すぎる。平易な言葉で腹に落ちるように語れるかどうかが重要だ。
 国会が歯止めをかけるとしつつ、現状は当てにならないという。そんな国会が歯止めになる訳がないだろう。
 役に立たない国会が歯止めになると国民をだますのか?と疑う。

 その3が「能力」と「政策」整理を 元自衛艦隊司令官・香田洋二氏だ。
 ここまで来るととんでもないとはっきり分る。
−−安全保障関連法案をどうみていますか。

 ◆限定的だが集団的自衛権の行使を認めたことは高く評価する。日米共同の対処能力が向上し、抑止力が高まるからだ。日本の情報収集能力は世界でも一級だが、これまで同盟国の米国に提供できる情報には制限があった。例えば、米軍が直接攻撃に利用する可能性のある情報を提供すれば、集団的自衛権の行使にあたる恐れがあるとして許されなかった。これが変われば、平時から日米双方の警戒能力が上がる。奇襲を受ける可能性は減る。日本の平和を脅かそうとする国へのメッセージにもなる。それが抑止力だ。
 今回の改悪は情報のみではない。まず嘘から入る。
 アメリカの情報がもらえて日本の警戒能力が上がるのだが、見事にスルーだ。こんな論理で納得すると思っているのだろうか?
−−その変化が日本にどう関係しますか。

 ◆米軍は昔の「巨人」ではなく、世界中に展開はできない。新たな法制で日米の相互支援が可能になれば、米軍は西太平洋や東シナ海の相当部分を自衛隊に任せることができる。その結果、南シナ海やインド洋における米軍の運用の自由度を上げることができる。それは、中国の冒険主義を抑止し、戦争になる前にブレーキをかけることにつながる。
 良くこんな空想的なことがかけるものだ。アメリカが許すはずもないことだし、日米ガイドラインにこんな事書いているのかい?
−−どういう国会審議を期待しますか。

 ◆提出された法案が成立した場合のデメリットばかり追及される傾向がある。現行法制のままだった場合も含めてメリット、デメリットを国民に分かるように論じてほしい。憲法9条と照らし合わせた自衛隊の在り方についての議論は活発だ。しかし、「国際社会において名誉ある地位を占めたいと思ふ」との憲法前文に関する議論は少ない。どのような国家を目指すかについても論じてもらいたい。
 現政権はデメリットを抽象的にしか語れない。これでは分らない。
 憲法を思い出したのは良いとして、その前文の意味を理解しているのだろうか?そしてどのような国家を目指すの論じたら、それに沿って憲法改正を提案するものだと思うのだが、この人は違うことを考えているのだろうか?

 その3のように直接言ってくれた方がまだしも分りやすい。その1,2のように国民のためと思わせるような論は要警戒だと思う。

 そして、常に憲法を忘れてはならない。それ抜きでは国民の権利は守られないものと考えるべきだ。

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