飯大蔵の言いたい事

アクセスカウンタ

zoom RSS 日本は何のために外国領域で後方支援(武力の行使)をするのだろうか?

<<   作成日時 : 2015/02/20 00:27   >>

ナイス ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

 NHKのこんなニュース
安全保障法制の整備で焦点となる、自衛隊による外国軍隊への後方支援について、政府がまとめた法整備の骨格案が明らかになりました。このうち、国際社会の平和と安定のために行う後方支援は、恒久的な法律・恒久法を新法として制定し、支援の対象には、国連決議に基づかない自衛権や領域国の同意を根拠として活動する外国軍隊も含めるとしています。
 後方支援が武力行使ととらえられる可能性は非常に高いと考えられる。今回のエジプトでの演説のように、資金援助ですら武力行使に準ずる扱いを受けた。

 政府の今までの議論では、個別的自衛権に基づく武力行使は是認してきたが昨年集団的自衛権による行使を正当化しようと閣議決定した。上記は政府の考えだから、国会への提議において集団的自衛権に基づく提案をすることは、その流れの中にあると言っていいだろう。
 だが、分らないのは上記の説明が集団的自衛権による後方支援(武力行使)なのかと言うことだ。

 「国際社会の平和と安定のため」は日本国の自衛のためと解釈できるのか?そんなことは絶対にない。
 かつ「国際社会」はアメリカと同義語だから、これは「アメリカが平和と安定のためと称して行っている武力介入に協力する事」であることだ。

 もっと分らないのは「国連決議に基づかない自衛権や領域国の同意を根拠として活動する外国軍隊」の表現だ。
 この外国軍隊は何のために戦闘を行っているのだろうか?自衛とはどの国の自衛なのだろうか?その戦争は日本にとって何か意味があるのだろうか?国連決議を経ずに行う戦闘行為に日本が関わる理由がどこにあるのか?

 少し後の記事にはほぼ同じ文章だが、少しだけ追加されたものがある。
後方支援の対象には、国連決議に基づいて活動する多国籍軍だけでなく、自衛権に基づいて、テロの脅威を取り除く活動を行う外国軍隊や、領域国の同意を得て治安回復などの活動を行う外国軍隊なども含めるとしています。
 「自衛権に基づいて、テロの脅威を取り除く」と「治安回復などの活動を行う」が追加になっている。前者は自衛権に基づいてアフガニスタンに攻め込んだアメリカを意味し、後者はイラクやイスラム国を攻撃するアメリカを意味しているだろう。
 日本はそんな戦争に参加するべきなのだろうか?(安倍首相はイラク戦争のような戦争はしないと言ったが)

 政府は周辺事態法も改悪したいと言っている。
また、周辺事態法の改正では、後方支援の対象を、日本の平和と安全のために活動するアメリカ以外の国の軍隊にも広げ、今の法律で日本の領域や公海上でしかできないとしている支援を、外国の領域でも行えるようにする必要があると指摘しています。
 「日本の平和と安全のために活動する」軍隊が来てくれるのなら歓迎しても良いだろうが、そんな国があるのだろうか?
 この議論は集団的自衛権の範疇だ。これを認めるのならば、日本ないし集団的自衛権関係国を攻撃する外国を攻撃することは当然のこととなる。アメリカとは共同で当たると条約があるが、オーストラリアとはどうするのだろうか?国会承認が普通は必要な処だろう。

 記事ではどんなケースに後方支援をするとかそんなことばかり言っているけれど、これらの後方支援(武力行使)が日本にとって良いことなのか、何のために武力行使をするのか、アメリカに協力する事が本当に国益になるのか、そんなことを議論するべきだろう。それを議論すれば具体的にどうするのかは自ずと明らかになることだろう。

 今の政府の議論は、アメリカさんの要望を聞いているだけで、日本の国益を考えていないと私は思う。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 2
ナイス ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
日本は何のために外国領域で後方支援(武力の行使)をするのだろうか? 飯大蔵の言いたい事/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる