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zoom RSS 政労使会議の報道で考えること

<<   作成日時 : 2014/09/28 01:13   >>

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 政労使会議とは政府、経済界、労働界の代表による会議という。政府だけはこの通りだろう。

 経済界とはなにか?日本で経済活動をしている企業と考えれば「使」を意味するところとなろう。だがここでの経済界に使用人二人ほどの零細企業は含まれているだろうか?そこまで行かなくても中小企業の代表はいるのだろうか?

 もっとすごいのが労働界の代表だ。今ほど労働者の組織率、組合参加率の低い時代はないだろう。そして例外的にあるのが大企業の組合であり、その代表である連合だ。大企業の組合はほぼ例外な御用組合であり、経済界とはそれほど離れない主張をするものだ。労働者の利益を考える代表ではないだろう。

 そうした政労使会議だから報道にも突っ込みどころ満載だ。
政府、経済界、労働界の代表による「政労使会議」は、去年9月に初会合が開かれ、安倍総理大臣が、デフレから脱却して景気の好循環を実現したいとして、賃金や雇用の拡大に協力を要請し、大企業を中心とした賃上げに道筋をつけました。
 景気の好循環を目的とする事は正しい表現だ。だが、そのために「大企業を中心とした賃上げ」としたのはそれに沿っているのだろうか?そうではなくてそれ自体が目的なのかもしれない。
菅官房長官は「去年の会議で取りまとめられた取り組みの現状をフォローアップするとともに、労働生産性の向上を通じた経済の好循環の維持、拡大を目指すうえでの諸課題を議論したい」と述べ、「政労使会議」で、年功序列型の賃金体系や長時間労働を是正するための働き方の改革などを議論する考えを示しました。
 「労働生産性の向上を通じた経済の好循環の維持、拡大」は新たなテーマなのだろうか?
 そもそもデフレ脱却とは需要に対して供給が多すぎるから起こる。さらに労働生産性を上げればデフレは拡大するから、逆戻りなのだ。

 年功序列型の賃金体系を是正することが労働意欲を高め労働生産性を高めると読むのだろう。だが、年功序列を是正することは賃金抑制とも読めるわけだ。
 長時間労働を是正することも労働者の健康を維持し、時間内の効率を高めるとも読めるが、単に時間外賃金の抑制とも読めるわけだ。

 だからこの記事を私の色眼鏡を通して読めばこうなる。

 昨年行った政労使会議では大企業の賃金だけは上げようとした。それがデフレ脱却のためとしておこう。
 これからはさらに激しく働いて貰うために、年功序列をやめ時間外賃金も払わず、労働生産性をうまく表した成果賃金としよう。
 大企業の一部の労働者がその成果に応じて高賃金を得ることは大いに奨励し、そうではない労働者の賃金は抑制しよう。労働者の総所得減によるデフレは気にしないでおこう。
 連合はそういったことに賛成し、労働界の代表だからと言っておこう。

 ひねくれてますか?

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