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zoom RSS 靖国論争はもういらないか

<<   作成日時 : 2014/08/16 00:40   >>

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 産経はある考えで貫いている。それはそれで一つの考えだろう。
毎年、この時期になると、さきの大戦で戦陣に散った人々を偲(しの)ぶ物語がメディアを賑(にぎ)わす。いつの時代になっても、国のために命をささげた人たちのドラマには胸をうたれる。

 本紙7月30日付「教育再生考」で紹介された植村真久少尉(戦死後、大尉)の遺書もその一つである。特攻隊を率いて戦死した少尉は、生後6カ月の愛娘(まなむすめ)にあて、「大きくなって父に会いたいときは、九段へいらっしゃい」と言い残す(學藝書林、「証言 私の昭和史」)。

その東京・九段の靖国神社ではきょう、多くの人が亡き父、夫、兄弟の霊にぬかずき、国に殉じた人たちに哀悼の誠をささげる。

 今の時代、「死者との対話」は静かに行われるべきだ。歴史認識や外交上の配慮、政治的な思惑など入り込む余地はない。産経主張
 あの戦争でなくなった人は「国のために命をささげた人」であり、「国に殉じた人」という。そういう人もいたと思うが、無念の思いを抱いた人もいる。 
歴史学者の故・藤原彰氏(一橋大名誉教授)は旧厚生省援護局作成の地域別戦没者(1964年発表)を基礎データに独自の分析を試みた。著書の「餓死した英霊たち」(青木書店)で、全戦没者の60%強、140万人前後が戦病死者だったと試算。さらに「そのほとんどが餓死者ということになる」と結論づけた。毎日
 そのほかの人が全員戦死だった訳ではない。
 南方へ向かう輸送船は、当初アメリカの魚雷が不調だったために順調だったが、それが改良され、潜水艦の数が増えてから、多くが沈められた。それには物資もあったが陸軍の兵隊も乗っていて海に沈んだ兵隊も多かった。これは水没者というのだろうか。
 また兵は最後には万歳突撃を行ったという。それは戦死なのだろうか?通常の戦争であれば捕虜となったもので、日本軍はそれを許さなかったから死ぬしかなかった。それは戦死ではなく、自殺ではないのだろうか?

 餓死病死が6割との説もある。さらにその残りにも戦死と言い難いものがいる。靖国に祀る人は、厚生省が戦死扱いにしたもので、上記の事情は関係なくすべて戦死となっている。
 そういった人たちを目の前にして、「国のために命をささげた人」に対して哀悼の誠を捧げるだけで良いのだろうか?無念にも氏を迎えた人に対してかける言葉は他にないのだろうか?

 こんな言葉を言うものもいる。
『国のために尊い犠牲となられたご英霊に尊崇の念を持って謹んで哀悼の誠をささげてほしい、揺るぎない恒久平和をしっかりと誓ってほしい』NHK
 今回は自民党総裁を名乗っているが、集団的自衛権を行使したがっている総理大臣の言葉だ。あるいは、
稲田大臣は「日本が主権国家である以上、国のために命をささげた方々に感謝と敬意と追悼の意を表することは自然であり、当然のことだと考えている」NHK
 主権国家には指導者がいる。国ために働いてくれたものに感謝するのは当然という意味だろう。あの戦争当時の指導者と今の指導者とが国家の継続性という意味で繋がっているとしたら、過去の戦死者に感謝するのも当然と言うことだろう。

 だとしたら、餓死病死その他の人に対し感謝するだけですむのだろうか?そこには謝罪が必要ではないのだろうか?
勝利か、しからずんば死か−−。「皇軍」の兵士たちは文字通り、そうした状況に追い込まれた。戦死を免れても、補給を断たれてしまっては餓死するしかない。大本営参謀らのエリート軍人について、半藤氏は「緒戦の勝利におごり、自己の実力を省みず、攻勢の限界線をはるかに越えた」と戦略上の失敗を指摘したうえで、「人間をまるで、将棋の駒のように扱った」と批判している。毎日
 本人の意志にかかわらず国のために命を失う可能性のある兵士を有効に活用せず、無駄死にさせた責任、それをかつての軍人たちは負わねばならない。現代の指導者はその責任の一端を担う覚悟があるのだろうか?それなくして今後軍隊を指揮する資格など無い。
 
 そのような死者が靖国に祀られているとしたら、我々は静かに靖国に参り、ただただご冥福を祈るしかないと思う。多くの国民はそのような気持ちで靖国に参っていると思う。
 偉そうに、勇ましく、「ご英霊に尊崇の念を持って謹んで哀悼の誠をささげ」なんていう者は戦争の実相を知らないものなのだろう。

 産経はこう言う。
靖国論争も、そろそろ終止符を打つ時にきているのではないか。中国や韓国は、かたくなな態度をとり続けるのではなく、日本人の心情を酌み、理解してほしい。
 日本人の心情を酌むべきは産経だろうと思う。

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