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zoom RSS 首相の国会答弁は追求のネタだろう

<<   作成日時 : 2014/07/14 22:31   >>

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 民主党などが主張していた国会での質疑が始まったようだ。だがそれは煮詰まるのではなく、すぐ終わり、国民の頭から消そうと思っていることだろう。

 詳細は議事録を見ないと分からない。なぜなら、マスコミは独自の価値観で質疑の選択を行うからだ。

 しかしながら、現時点でのNHKの報道でもその無茶振りは見えてくる。かばいようのない答弁だからなのか、編集者の意識が変であるからなのか?分からない。

 例えば「機雷の掃海活動は明白な危険についてどういうところまでいったらできるのか」に対する答えだ。 「ホルムズ海峡はわが国のエネルギー安全保障の観点から極めて重要な輸送経路となっており、仮にこの海峡の地域で紛争が発生し機雷が敷設された場合、その段階で相当の経済危機やエネルギー危機が発生したと言える。わが国の存立が脅かされ国民の生命・自由及び幸福追求の権利が根底から覆されることとなる事態が生じうる」

 石油の輸入停止は確かに国民生活に重大な影響を及ぼす。しかし、安全保障上の存立や権利の総てが根底から覆されるとは到底思えない。あの石油ショックのときに騒動にはなったが、戦争をしなければならない状況ではなかったと記憶している。
 逆にこの答弁をホルムズ海峡近辺の国が見れば、日本があらかじめ宣戦布告をしたと思うのではないだろうか?

 同じく掃海にかかわる不思議な答弁だ。
「機雷を掃海する行為は武力行使に当たり戦闘行為であるが、機雷の除去というのは派兵といっても受動的、限定的な行為だ。掃海艇自体がまったく攻撃的なものではなくぜい弱なものであり、事実上、そこで戦闘行為がまさに行われている状況のところに自衛隊を派遣して掃海を行うことは考えていないわけで、性格はずいぶん違う」
 この文章の中だけでもなんとも矛盾だらけのものだ。
 武力行使であり戦闘行為だが、攻撃的ではなく、他国の戦闘行為が行われていないところでのみ行うので、違う話だ。
 何を言っているのか分からない。こんな解答を書いたら、ゼロ点ではないだろうか?

 こんなものもある。
「日米同盟は死活的に重要なので、日米同盟の関係で起こりうる事態は3要件に当てはまる可能性が高い。ただ自動的に当てはまるわけではなく、わが国の事態に発展していく可能性が高いものを国際的な状況などを判断しながら決めていく。
 「日米同盟の関係で起こりうる事態」とはどのようなものを意味するのだろう?何故3要件に当てはまるのだろう?
 日本領土あるいは近辺の事件だからと言うのだろうが、ではそれ以外の地域での事件ではどうなのかと問えば答弁は迷走することだろう。
 また「発展していく」との表現は重大だ。3要件では「明白な危険がある」であって、「発展していく」ではない。集団的自衛権にまで先制攻撃を導入するのだろうか?

 こんなことも言っている。
私は自民党の総裁選挙に立候補した時から集団的自衛権の行使について憲法解釈の変更を訴えてきた。また、衆議院選挙や参議院選挙の際に自民党が発表した政策集にも書き込んでおり、私たちはそこで勝利を得て政権を維持している。
 「憲法解釈の変更」を書いてあるのだろうか?
 自民党の公約 こどもたちへのやくそくには「新しい時代にあった憲法に見直していきます」と書いてある。J-ファイル2013 総合政策集にも「憲法解釈の変更」は出てこない。私は別の自民党政策を見ているのだろうか?


 議事録が出来るのも楽しみだし、法学者たちがこの矛盾をズタズタにしてくれることを期待している。


首相 3要件満たせば機雷掃海など可能
7月14日 19時35分

首相 3要件満たせば機雷掃海など可能
安倍総理大臣は衆議院予算委員会の閉会中審査で、集団的自衛権を巡って、武力行使の新たな3要件を満たせばシーレーン=海上交通路での機雷の掃海活動など政府が先に示した具体的な8つの事例のいずれでも行使できるという考えを示すとともに、日米同盟に関する事態は3要件に該当する可能性が高いという認識を示しました。

政府が集団的自衛権の行使を容認する閣議決定を行ったあと初めての国会論戦となる衆議院予算委員会の閉会中審査が行われました。この中で自民党の高村副総裁は、シーレーン=海上交通路で武力攻撃が発生した際の国際的な機雷の掃海活動について、「国の存立を危うくし国民の権利を根底から覆す明白な危険があるような場合にはできるし、そこに至らない場合はできない。具体的にどういうところまでいったらできるのか」と質問しました。
これに対し安倍総理大臣は、「ホルムズ海峡はわが国のエネルギー安全保障の観点から極めて重要な輸送経路となっており、仮にこの海峡の地域で紛争が発生し機雷が敷設された場合、その段階で相当の経済危機やエネルギー危機が発生したと言える。わが国の存立が脅かされ国民の生命・自由及び幸福追求の権利が根底から覆されることとなる事態が生じうる」と述べ、武力行使の新たな3要件を満たせばホルムズ海峡での機雷の掃海活動は可能になるという認識を示しました。

公明党の北側副代表は、武力行使の新たな3要件について、「単に密接な他国に武力攻撃があったというだけではだめだ。国民の権利が根底から覆される状況や明白な危険がある事態はどのような要素から判断されるのか」とただしました。
これに対し横畠内閣法制局長官は、「他国に対する武力攻撃が発生した場合において、国家としての究極の手段である武力を用いた対処をしなければ、国民にわが国が武力攻撃を受けた場合と同様な深刻、重大な被害が及ぶことが明らかな状況であると解される。明白な危険というのは単なる主観的な判断や推測等ではなく、客観的かつ合理的に疑いなく認められるというものであると解される」と述べました。

民主党の岡田前副総理は、「日米同盟に影響を与えるのであれば武力行使の新たな3要件があてはまる可能性があるというのならば、何の限定もしていないのに等しい。白紙で内閣に委任するような話で、国会として許し難く、見直すべきだ」と指摘しました。
これに対し安倍総理大臣は、「日米同盟は死活的に重要なので、日米同盟の関係で起こりうる事態は3要件に当てはまる可能性が高い。ただ自動的に当てはまるわけではなく、わが国の事態に発展していく可能性が高いものを国際的な状況などを判断しながら決めていく。行政だけの判断ではなく、当然国会の承認がなければできず、国会の判断を頂いて初めて自衛隊は行動できる」と述べました。

日本維新の会の橋下共同代表のグループの松野代表は、シーレーンで武力攻撃が発生した際の国際的な機雷の掃海活動について、「機雷を置いた国に対する武力攻撃であり海外での武力攻撃であるわけだから、『海外派兵はしない』というロジックと全然違うのではないか」とただしました。
これに対し安倍総理大臣は、「機雷を掃海する行為は武力行使に当たり戦闘行為であるが、機雷の除去というのは派兵といっても受動的、限定的な行為だ。掃海艇自体がまったく攻撃的なものではなくぜい弱なものであり、事実上、そこで戦闘行為がまさに行われている状況のところに自衛隊を派遣して掃海を行うことは考えていないわけで、性格はずいぶん違う」と述べました。

結いの党の柿沢政策調査会長は、集団的自衛権の行使容認について、「歴代の内閣法制局長官が憲法上認められないと口をそろえて言っているが、これまでの憲法解釈の変更と今回の変更では、なぜこんなにも違う反応を引き出しているのか」とただしました。
これに対し安倍総理大臣は、「歴代の長官の発言を論評するつもりは全くない。法制局ではもっぱら憲法との関係を議論していると思うが、私たちは憲法の規範を変えずに整合性と法的安定性をしっかり担保したうえで閣議決定を行った。憲法との関係で今までの議論にだけこだわって、国際法上、非常識なことをするのか、そこに隙間があっても、放っておくのかということを考えた」と述べました。

日本維新の会の石原共同代表のグループが発足させる次世代の党の山田幹事長は、集団的自衛権の行使に関係するとして政府が先に示した具体的な8つの事例について、「今回の憲法解釈の変更で8つの事例はクリアできるのか」と質問しました。
これに対し安倍総理大臣は、「集団的自衛権の行使はあくまでも武力行使の新たな3要件に当てはまるかどうかで、3要件に当てはまれば武力行使ができるということになる。個別的自衛権においても、かつての3要件に当てはまるかどうかで武力行使ができるかどうかということであったわけで、今回は集団的自衛権も含めて武力の行使は3要件というふうになる」と述べました。

みんなの党の浅尾代表は、「武力行使の新3要件の中に『わが国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生した場合』とあるが、この『他国』はアメリカ以外も含まれるのか」と質問しました。
これに対し安倍総理大臣は、「一般に外部からの武力攻撃に対し共通の危険として対処しようという共通の関心を持ち、わが国と共同して対処しようとする意思を表明する国を指すと考えている。あらかじめ特定されるものではなく、武力攻撃が発生した段階で個別具体的な状況に即して判断されるべきだ。同盟国であるアメリカは基本的に当たると考えているが、アメリカ以外の国が該当する可能性は現実には相当限定されると考えている」と述べました。

共産党の笠井・政策副委員長は、「今回の閣議決定で自衛隊の活動はさらに拡大し、従来、戦闘地域と言ってきた場所にも行くことがある。戦闘中のアメリカ軍などを支援している自衛隊が攻撃の対象になる危険があるのではないか」とただしました。
これに対し安倍総理大臣は、「今後日本が行う支援活動は現に戦闘行為が行われている現場では実施しないことで武力行使の一体化の問題は生じないと考えている。仮に状況の変化によって日本が支援活動を実施している場所が現に戦闘を行っている現場となる場合には、ただちに支援活動を中止、中断するという考え方を基本として法整備を進めていく」と述べました。

生活の党の村上・安全保障調査会長は、「日本の戦後体制を大きく変えていこうという思いがあることは承知しているが、集団的自衛権の行使容認は戦後の安全保障政策の大転換であり、当然国民に信を問うべきではないか」と指摘しました。
これに対し安倍総理大臣は、「私は自民党の総裁選挙に立候補した時から集団的自衛権の行使について憲法解釈の変更を訴えてきた。また、衆議院選挙や参議院選挙の際に自民党が発表した政策集にも書き込んでおり、私たちはそこで勝利を得て政権を維持している。現段階で衆議院の解散を考えているわけではない」と述べました。また、安倍総理大臣は、集団安全保障に関係する武力行使について、「国連決議がなされて集団安全保障の行為に移っていくなかで、そこでやめるのかといえば、あくまでも武力行使の新3要件との関係で判断する。新3要件にそぐわなくなればやめるが、合う状況であれば、当然、集団的自衛権が集団安全保障の措置に変わったとしても続いていく」と述べました。
一方、安倍総理大臣は、アメリカで起きた同時多発テロ事件に関連して、「ワールドトレードセンターが破壊されたが、こういう行為に対してわが国が集団的自衛権を行使して武力を行使するか否かは武力行使の新3要件には当てはまらない」と述べました。NHK

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