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zoom RSS 接続水域は領海と同じなのか?

<<   作成日時 : 2013/05/19 22:11   >>

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 NHKは国民を煽るためにしばしば接続水域の通過を語る。その言い方はいかにも公海に準ずる日本の領域の扱いだ。
沖縄県南大東島沖の太平洋で19日、日本の領海のすぐ外側にある接続水域を、外国の潜水艦が浮上しないまま航行しているのが確認されました。
潜水艦は、領海には侵入しませんでしたが、防衛省は潜水艦の航跡や目的などについて詳しい分析を進めています。NHK
 「領海には侵入しませんでしたが」と領海と接続水域の違いを言うが、きわめて曖昧だ。

 ネットの文章ではこんなものがある。
潜水艦が浮上しないまま、ほかの国の領海に入ることは国際法上認められていませんが、接続水域を航行するのは問題ないとされています。
 この表現は正確なものだが、NHKはなんとこの文章をニュースでは読まないのである。それはネットでの映像再現でもはっきり分かる。それはこんなつながりだ。
潜水艦は北東方向へと進み、日本の領海には侵入せず、19日夕方までに接続水域を出たのが確認されたということです。
防衛省は、今回の潜水艦の航跡や目的などについて、詳しい分析を進めています。
 NHKは時間の都合での編集だと、きっと言う。
 問題のない接続水域の航行をいかにも問題ありのように報道することが正当ではないと指摘できるのは誰なのだろうか?

 さてこれらの決まりは領海及び接続水域に関する条約で決まったものらしい。こんな経緯だ。
昭和三十三年四月二十九日 ジュネーヴで作成
昭和三十九年九月十日 効力発生
昭和四十三年五月八日 国会承認
昭和四十三年五月二十八日 加入の閣議決定
昭和四十三年六月十日 加入書の寄託
昭和四十三年六月二十一日 公布及び告示(条約第一一号)
昭和四十三年七月十日 我が国について効力発生
 公海上であっても無害通行権があることが原則である。そこの条文は以下の通り。
第三章 無害通航権
A すべての船舶に適用される規則
第十四条

1 この条約の規定に従うことを条件として、沿岸国であるかどうかを問わず、すべての国の船舶は、領海において無害通航権を有する。
2 通航とは、内水に入ることなく領海を通過するため、内水に入るため、又は内水から公海に向かうために領海を航行することをいう。
3 停船及び投錨{前1文字びょうとルビ}は、航海に通常附随するものである場合又は不可抗力若しくは遭難により必要とされる場合に限り、通航に含まれる。
4 通航は、沿岸国の平和、秩序又は安全を害しない限り、無害とされる。無害通航は、この条約の規定及び国際法の他の規則に従つて行なわなければならない。
5 沿岸国がその領海における外国漁船の漁獲を防止するために制定して公布する法令に外国漁船が従わないときは、その外国漁船の通航は、無害とはされない。
6 潜水船は、海面上を航行し、かつ、その旗を掲げなければならない。
 第6項が潜水艦に関わるものだ。
 そして接続水域の決まりが以下のものだ。
第二部 接続水域
第二十四条

1 沿岸国は、自国の領海に接続する公海上の区域において、次のことに必要な規制を行なうことができる。
(a) 自国の領土又は領海内における通関上、財政上、出入国管理上又は衛生上の規則の違反を防止すること。
(b) 自国の領土又は領海内で行なわれた(a)の規則の違反を処罰すること。
 条文からみても問題ないことが分かる。

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