飯大蔵の言いたい事

アクセスカウンタ

zoom RSS オバマ大統領は普天間の「結果を求める時期が近い」と言ったのか

<<   作成日時 : 2011/09/22 20:22   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

 定例の新任総理大臣のアメリカ参りがあったみたいだ。民主党への政権交代はあったが、就任ご挨拶の慣例はやはりあったみたいで。
 だがニューヨークタイムスやワシントンポストでは検索しても何も出てこないほど重要な案件のようだ。

 その中で日本を代表する朝日新聞は米、普天間」履行迫る 日米首脳会談と書くわけ。毎日新聞も日米首脳会談:大統領「普天間結果を」首相に事態打開要請とよく似た表現だ。
 同じ流れで言えば米大統領 日米合意実施へ結果をNHK、米大統領、普天間で結果求めるTBSもある。だがこれらの映像でもオバマ大統領が結果を求めた発言は放映されないのだ。NHKに至っては画像を写してアナウンサーが当てレコのように語る念の入ったものだ。いや、素晴らしい。
 ついでに、日経も同じ流れだ。普天間「結果出す時期」、米大統領が要請 日米首脳会談

 方やもう一つの大新聞読売新聞は首相「普天間移設に全力」米大統領「進展期待」と素っ気ない扱いだ。
 もっと素っ気ないのが外務省の公式な発表だ。
(2)普天間飛行場移設問題

 野田総理から,普天間飛行場移設を含む米軍再編については,引き続き日米合意に従い協力して進めていきたい,また,沖縄の人々の理解を得るべく全力を尽くす旨述べた。日米首脳会談(概要)より
 日米首脳会談は二国間の正式会談のはずだから、その中での発言は公式な発表内容によって報道されるべきなのだが、これらの報道ではニュースソースが全く分からない状態だ。これは外交交渉の報道なのだろうか?

 いくつもの記事からこの会議とその発表内容を考えてみたい。

 出席者は外務省データーからこうなっている。
21日午後12時20分(現地時間)から約35分間,国連総会出席のため訪米中の野田総理は,オバマ大統領との間で日米首脳会談を行ったところ,ポイント以下のとおり(先方:クリントン国務長官,ガイトナー財務長官,デイリー大統領首席補佐官,ドニロン大統領補佐官,ライス国連代表部大使他,当方:玄葉外務大臣,長浜官房副長官,長島総理補佐官,藤崎駐米大使他同席)。
 ちなみに日経ではこうなっている。
会談時間は約35分間。米側はクリントン国務長官とガイトナー財務長官、日本側は玄葉光一郎外相、長島昭久首相補佐官らが同席した。
 テレビで発言が出たのは冒頭のオバマ大統領の発言とそれに続く野田首相の発言と思われる。その内容は外務省によれば、
1 冒頭〜日米関係総論〜

 冒頭,オバマ大統領より,日本は重要な同盟国であり,安全保障,経済,その他様々な問題について幅広く協力していくパートナーである旨述べるとともに,野田総理は,津波後の復興など大変な課題に取り組まなければならないが,米国はいかなる支援も惜しまない旨表明があった。その上で,オバマ大統領から,世界の二大経済国として,成長の推進,雇用の創出など同盟国の日本と,生産的な話し合いを行いたい旨言及があった。

 これに対し,野田総理より,震災からの復興,原発事故の収束が政権の最優先課題,一方で震災の発生以前より内政,外政で様々な課題が存在しており,こうした宿題を一つ一つ解決し,安定した政権を作るのが,野田政権の使命である旨発言。その上で,野田総理より,トモダチ作戦など米国の多大な支援に改めて感謝するとともに,今回の支援を通じて,日米同盟は日本外交の基軸との信念は改めて揺るぎないものとなった,安保,経済,文化・人的交流の三本柱で同盟を深化・発展させていきたい旨述べた。
 のようだ。

 その後テレビで出ているように野田総理大臣自身が記者団に応えた映像がある。そしてもう一つの取材はこれのようだ。
これについてホワイトハウス高官は、NHKの取材に対し、「来年夏までに具体的な進展を求めるというアメリカの立場は明確だ」と述べ、来年夏までに滑走路建設のための手続きに着手するなど、目に見える進展が必要だという考えを示しました。NHKニュース
 朝日新聞では
会談に同席したキャンベル米国務次官補は終了後、記者団に「両国は結果を求める時期が近づいている、と理解している。その点は大統領が非常に明確にした」と説明した。
 とあり、どうやらキャンベル米国務次官補だったようだが、主要な出席メンバーですらないようだ。

 ところで藤崎駐米大使、キャンベル米国務次官補、クリントンで検索すればあっという間に例の偽呼び出し事件が出てくる。未だに解任されない鳩山引きづり降ろし作戦の立役者たちなのだ。これをソースにした胡散臭い報道であることはすぐに推察されるわけだ。

 日米首脳会談を企画したのは外務省のはずだ。そうであればその会談結果についてどのように公表するかは同意が必要な事項だ。日本外務省は会談要旨の形で公表している。アメリカが公表するかどうかは別にしてアメリカの同意を必要とするものだ。例えばその中でアメリカが要望した事項が抜けているとすればアメリカから要求があるはずのものだ。
 その要求もなくアメリカの役人が勝手な発言をすれば、外交上の約束違反として抗議をしなければならないもだ。もしそれに日本の外交関係者が絡んでいるとすれば、即刻の更迭が必要な事項だ。
 こんな進展を放置する外務大臣や総理大臣がいるとすれば、過去に葬られた人達と同じ運命をたどることになるだろう。

 外交のルールを無視する外務省、それを何の危機意識もなくでたらめな報道をするマスメディア、オバマ大統領の発言さえ確認できない日本国民は、これを恥だと考えるべきではないのだろうか?

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
オバマ大統領は普天間の「結果を求める時期が近い」と言ったのか 飯大蔵の言いたい事/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる