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zoom RSS 運動場の芝生化はどうなの?

<<   作成日時 : 2010/12/17 00:21   >>

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 今日のローカルニュース。なぜか全国ニュースでも流れた。
グラウンド:保護者、芝生3000平方メートル剥がす−−大阪・岸和田の中学校◇野球部保護者「でこぼこで練習支障」
 大阪府の事業で、グラウンドを全面芝生にした岸和田市松風町の市立春木中学校(高間裕博校長)で、野球部やソフトボール部の生徒の保護者が学校の許可なく芝生の一部を剥がしたことがわかった。

 保護者は「でこぼこがあり練習ができない」と抗議をしていたという。学校は「住民からの寄付も受けて芝生化した。保護者側に復旧を求める」としている。

 春木中は昨年6月、グラウンド9000平方メートルを全面芝生にした。今年11月5日、野球部の生徒の保護者から「自然に剥がれたりしてでこぼこしており、練習しやすいようすべて剥がしてほしい」と抗議を受け、同12日の話し合いで「学校としてできることはやるが、芝生は剥がせない」と説明。同27日に学校側が費用を負担し、土砂を16トン購入して整地した。

 しかし保護者から「今月4日にグラウンドを整備する。更に土を用意してほしい」と要求を受け、18トンを追加購入。4日朝に野球部やソフトボール部の生徒の保護者数十人が訪れ、パワーショベルなどを使って両部が練習で使っている3000平方メートル分の芝生を剥がしたという。

 グラウンドの芝生化は府の補助金300万円のほか、地域住民からの寄付約500万円で賄っており、元の状態に戻すよう保護者側に弁護士を通じて通告する方針。被害届の提出などは見送るという。【酒井雅浩】

 ◇橋下知事「残念」
 学校のグラウンド芝生化は大阪府の橋下徹知事肝いりで進められている。橋下知事は16日、出張先の東京都内で記者団に「残念だ。一部の保護者の暴挙なのか、地域住民の総意なのか、確認が必要だ」と述べた。【佐藤慶】

毎日新聞 2010年12月16日 東京夕刊
 大阪府の事業となっているが、私の認識では小学校の芝生化であって中学校ではなかったはずなのだが。でもこの記事が東京の記事だったとは。

 大阪府のHP公立小学校の芝生化事業についてに詳しく載っている。小学校での事例紹介はあるが中学校はこのページでは対象外だ。
 補助金はかなり高額だ。3000u以上で1500万円上限の補助だ。しかしこの補助の面白いところは維持費の補助だ。
5 維持管理に対する支援
3,000平方メートル以上の芝生を整備した実行委員会等は、芝生整備の翌年度より3年間、実行委員会等が負担する維持管理経費のうち10万円を超える部分の金額に相当する資材支給を受けることが出来ます。ただし、20万円相当を上限とします。
1,500平方メートル以上の芝生を整備した実行委員会は、府から乗用式芝刈り機の貸与を受けることが出来ます。また当該補助金の上限を超えない範囲で購入することも可能です。
府域の農と緑の総合事務所(府内4ヶ所)、土木事務所(府内7ヶ所)の職員による「芝生サポート隊」が巡回指導など芝生の維持管理についてのサポートを行います。
 1500万円かかった芝生が年20万円ほどで維持できるものなのか?大変疑問だ。

 話は少し変わって運動場の芝生化がどういうものなのか、いろいろ調べた。大阪府がいうのが中学校ではなく小学校であることも一つのポイントだろう。
 
 公園に行けばかなりの面積で芝生がある。そこでは小さい子供が喜んで走り回っている。このような場面を想像すれば小学校での芝生化も意味がありそうだ。だが小学校も高学年になってくると、単に走り回るよりスポーツを運動場でやるようになってくる。中学校になればほぼスポーツを行う場所と考えるべきだろう。
 スポーツとして考えたときに屋外で行うスポーツでは芝生の上で行うものは多い。テニス、サッカー、野球、アメフなどだ。陸上競技ではトラックは芝生ではない。これは例外なのかも知れないが、スポーツの中での割合は高いはずだ。
 屋内でのスポーツは当然ながら芝生ではない。最近は体育館も充実しているから運動場の議論には無関係かも知れない。

 陸上競技とサッカー場は大きな運動場であればトラックの中にサッカー場をつくることによって共存できる。しかし都会の多くの学校では不可能だろう。野球はもっと大きな面積がいるから共存はさらに困難だと思う。

 もっと大きな問題はやはり芝生の維持管理だ。人が多く立ち入れば芝生ははげてくる。芝生の回復力に期待するには人の入場制限するしかない。その人員数は計画ではどうなっているのだろうか?
 また部分的に芝生がはげてくれば地面はどうしてもでこぼこになってくる。土のグラウンドであればローラーをかける場面が浮かぶ。ボールを使った競技では整地は必須だ。芝生の場合はどうするのだろうか。芝刈りだけで維持できるものなのだろうか。

 大阪府でも中学校での芝生化は例外だと思う。だから地元の寄付の方が大きいのだろう。しかし維持費まで十分かけてこれなかったようだ。でこぼこを修理するのに砂を入れるのみで可能なのだろうか?
 芝生化を完全に行うには、そこに入る人の数を制限し、水やり、肥料やり、芝刈りを完全に行う必要がある。そんなことが可能なのだろうか。

 野球場でも人工芝にしたり内野を土にしたりする。テニスでもウィンブルドン以外は天然芝は少ないようだ。みんな経費と立ち入る人が多い事が要因で芝生化を断念しているものだ。

 最近ようやく、橋下知事の製作に批判的なものが出始めている。一方的に、どちらかに偏った報道は良くない。しっかりと内容を吟味してレベルの高い報道をして貰いたいと思う。
 芝生化が現実的か、きちんと報じて貰いたいと思う。

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