飯大蔵の言いたい事

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zoom RSS 尖閣映像流出は内部告発なのか

<<   作成日時 : 2010/11/09 22:12   >>

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 尖閣映像流出は内部告発であり、告発を悪としてはならないと鳥越俊太郎氏が言っていたと思う。しかし、いわゆる「内部告発」と今回の映像流出は基本的に違うと思う。

 まず、いわゆる「内部告発」は自らの組織が不正をしていて、それを表に出すものだ。鳥越氏は大阪特捜の記録改ざんと同じとした。この映像は海上保安庁の不正を示すものではない。彼らの現場での奮闘を示すものだ。
 
 「内部告発」される件は世の中でそのようなことが行われているとは知られていないものが多い。西山事件の密約、大阪特捜の記録改ざんなどだ。尖閣映像は存在すると発表されていたし、中国船がぶつかってきたと報告されていた。今編集された映像はぶつかってきたことを明白にするものだ。
 政府の行動をただすものではなく、政府の主張を裏付けるものだ。だからまるで性格が違う。

 尖閣問題の組織的不正は今議論されていることではない。
 政府は尖閣に領土問題はないと国民に説明しながら、中国漁船の領海内操業に対して注意をする程度で取り締まってこなかった。そのために日本の漁民が大きな被害を受けていた。これが組織的不正だ。
 もし今回の映像がそれを示すものであれば内部告発だろう。例えば現地の海上保安庁への指示文書とか現場での及び腰の対応映像などであれば立派な内部告発だろう。

 政府が機密情報だとして隠す場合に、情報を隠すことが国民に大きな利益をもたらすものではならない。例えば機密費の使い道は現在は秘密だが、将来公表して利益があったことを示さなければならない。
 逆の言い方をすれば、政府の機密を漏らし国民に示すとき、その情報漏洩が国民の利益になったことが一つの判断要素だ。国民の利益がないものを漏洩して漏洩者の利益にすれば非難されるだろう。国民の知る権利として、あるいは国民の利益のために不正を告発することは、公務員に許されることであり、義務でもある。
 今回の映像漏洩による国民の利益がどこにあるのか、そしてこの映像を外交の一手段としていた利益とどちらが大きいのか?そういった冷静な議論は聞かれない。

 マスコミが報道の自由を過度に主張するとき、マスコミの権益確保となりかねない。今回の鳥越氏の発言がそのような動きにつながっているとは思いたくないが、報道の自由を盲目的に擁護するのは危険だろうと思う。

 

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
良くわかんないんですけど… 鳥越氏はマスコミを擁護するというよりむしろ、マスコミに苦言を呈したと思います 今回YouTubeでなくマスコミのスクープであればこのような問題にならなかった、その怖さを言っていた。逆では?
名なし
2010/11/14 16:22
名なし さん コメント有り難うございます。
鳥越氏が言っていたのは、情報はどうせ出るよと言っていたことです。それが余りに単純すぎるので、一つの解釈としてのマスコミ権益確保にしたわけです。
 世の中には出る情報と出ない情報があるわけで、マスコミ以外がそれを制御することはけしからんとする考えもある。それもマスコミが情報を制御するべきだという権益確保ですね。こういったことは我々の解釈にすぎないかも知れませんが。
飯大蔵
2010/11/14 20:22

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