飯大蔵の言いたい事

アクセスカウンタ

zoom RSS マスコミは獲物を狙う「サメ」である

<<   作成日時 : 2010/01/28 19:09   >>

ナイス ブログ気持玉 3 / トラックバック 1 / コメント 0

 こんな論説を見かけた。
論説ノート:サメと大統領=布施広 毎日
驚きの内容である。
論説ノート:サメと大統領=布施広
 最近、四半世紀も前の「イラン・コントラ事件」をよく思い出す。米国からイランへの秘密の武器売却が絡む、スパイ小説顔負けの構図そのものではない。レーガン米大統領は、マスコミを血のにおいに狂奔するサメにたとえたという。最高権力者の関与を懸命に調べる記者たちが、ほとほと嫌になったに違いない。

 だが結果は「サメ」たちの粘り勝ちと言えようか。事件発覚の翌年(87年)、米議会の調査委員会は大統領の責任を認めた報告書をまとめる。大統領も釈明のテレビ演説に追い込まれた。当時私は米国の大学にいて国際問題の知識も英語力も貧しかったが、「弁解はしない。間違いだった」という言葉を覚えている。

 さて2010年の日本では民主党が検察の情報操作やリークの有無を調査中だ。「関係者によると」という報道も問題にされた。が、このタイミングでの調査は、検察から任意の事情聴取を受けた小沢一郎民主党幹事長への配慮を思わせるばかりで、日本がよくなるという気はしない。

 洋の東西を問わず権力者は「サメ」をうるさがるものだ。だが米紙がベトナム戦争に関する極秘報告書(ペンタゴン・ペーパーズ)を報じなければ、また「ディープスロート」の情報に基づいて「大統領の犯罪」(ウォーターゲート事件)を暴かなければ、世界はどうなっていただろう。

 米国に範を求めるまでもなく、日本にもすぐれた調査報道は多い。国家が正しくあるための自浄作用としてにじみ出す情報。リークにはそんな側面があり、マスコミは貴重な情報を正しく生かす責任がある。そのためなら、私も喜んで「サメ」と呼ばれよう。

毎日新聞 2010年1月28日 東京朝刊
 小沢事件と「イラン・コントラ事件」を対比させている。これがいかに違うのか、書いてみたい。
 「イラン・コントラ事件」を調べれば
イラン・コントラ事件(Iran-Contra Affair, あるいは「イランゲート事件」"Iran Gate")は、アメリカ合衆国のレーガン政権が、イランへの武器売却代金をニカラグアの反共ゲリラ「コントラ」の援助に流用していた事件。1986年に発覚し、冷戦西側はおろか世界を巻き込む政治的大スキャンダルに発展した事件である。wiki
 アメリカが自身の資金で世界を意のままに動かそうとした、いわゆるアメリカの犯罪行為が明らかになったものだ。かたや小沢事件は報告書の記載の問題、最大限にみてもダム一つの無駄遣いこの程度のものだ。
 大統領が私的に行ったことではなく大統領府が政治として行っていた事件に対し、小沢氏の政治事務所が行ったにすぎない事件だ。

 そしてもっとも違うのがその時期だ。イラン・コントラゲート事件関連年表を見れば、レーガン大統領が現職の時期に行ったことを、まだ在任中に指摘した事が分かる。指摘しなければ大統領として武器輸出などをし続けたことだろう。方や小沢事件は古い土地購入や企業献金である。野党時代には捜査もせず放置しておいて政権交代したとたんにつつき始める。これはまるで違うことだ。

 一般の人は「イラン・コントラ事件」など覚えてはいない、又アメリカのメディアが優れていると思い込んでいる人もいるだろう。こう言ったことにつけ込んだ悪質な論説だ。
 こう言った前振りが効いていなければ、その後の書いていることがいかに馬鹿馬鹿しいかはすぐに分かる。
さて2010年の日本では民主党が検察の情報操作やリークの有無を調査中だ。「関係者によると」という報道も問題にされた。が、このタイミングでの調査は、検察から任意の事情聴取を受けた小沢一郎民主党幹事長への配慮を思わせるばかりで、日本がよくなるという気はしない。
 「気はしない」と弱々しく言うしかないと気がつく。
米国に範を求めるまでもなく、日本にもすぐれた調査報道は多い。国家が正しくあるための自浄作用としてにじみ出す情報。リークにはそんな側面があり、マスコミは貴重な情報を正しく生かす責任がある。
 国家がしてはいけない大きな悪、そんなものに対して情報がにじみ出せば良いのだが、今の小沢事件はその様なものなのだろうか?それはリーク情報の中身を見れば分かる。
 例えば秘密の会合があったとタクシーや飲食店から分かるとか、報告書が遠い関係者からもたらされるとか、ものを発注した事から別のことが分かるとか、自浄作用と言うにふさわしい情報がいろんな人からリークしてくるのなら、ここの表現通りだろう。
 だが今のリーク情報は、「○○と供述していたことが分かった」、こればかりではないのか。密室での取り調べ内容を語れるのは、取り調べる方と取り調べられる方の二つしかない。これは原口総務大臣の文脈と同じだ。容疑者に不利と思える情報が多いから、どこからリークしているかは分かりきっているではないか。
 「国家が正しくあるための自浄作用としてにじみ出す情報」が検察が出す情報ばかりであるのなら、この情報は何をするための情報なのだろうか、検察の狙いが実現するだけのことではないのか。それが国家が正しくあるために作用するかは保証されるのであろうか?

 最後にこう言う。「そのためなら、私も喜んで「サメ」と呼ばれよう。」
 血に飢えた「サメ」が獲物を定め、古い事件でも何でも検察のリーク情報を使って好き勝手に物語りを語る。そう宣言したマスゴミでありました。

 追記:年表を見ればレーガンは辞任していないように見える。これは重要ではないだろうか。


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 3
ナイス ナイス
なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(1件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
土地購入
マスコミは獲物を狙う「サメ」である 飯大蔵の言いたい事/ウェブリブログ 方や小沢事件は古い土地購入や企業献金である。野党時代には捜査もせず放置しておいて政権交代したとたんにつつき始める。これはまるで違うことだ。 一般の人は「イラン・コントラ事件」など覚えてはいない、又アメリカのメディアが優れていると思い込ん ...(続きを読む) ウズベク語で日本のニュースを読む: 首相、「闘って」発言撤回せず=2 ... 【特集】「陸山会」土地購入事件〜検察が小沢一郎民主党幹事長から事情聴取〜 ・ ... ...続きを見る
nogutisinzoの歩み
2010/01/28 19:41

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
マスコミは獲物を狙う「サメ」である 飯大蔵の言いたい事/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる