飯大蔵の言いたい事

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help リーダーに追加 RSS 親米ウヨクと親米サヨク

<<   作成日時 : 2008/05/03 00:56   >>

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 親米ウヨクと聞いたとき、なんと矛盾した言い方なのかと思った。日本は神の国で、天皇を中心としていると誰か言っていたと思うのに、親米とはどうなっているのか?
 そして、それから脱した反米ウヨクが今はいるそうだ。ウヨクとしてはそれが普通なのだと思うが、どちらが主流なのだろう。街で大音量で流している人に聞いてみたいと思うが、怖いのでやめておこう。

 ウヨクは中国や韓国を非難する。聖火リレーでは全開となるかと思ったらそれほどでもなかった。なぜだろう?政府が親中国なのが影響しているのかな?
 戦後のウヨクは反共産主義だったと思う。日本の共産勢力、中国、ソ連、北朝鮮、そのいずれもが攻撃の対象であったのだろう。それに反して、アメリカは反共の中心であり、敵の敵は味方という理屈なのだろうか。
 戦争中の鬼畜米英を当時の右翼は支えていた筈なのだが、こんな捩れはおかしいのではないかと思う。


 しかしながら本論で言いたいのはこの事ではない。親米サヨクのことだ。

 東京裁判では日本人とアメリカ人が弁護人を勤めた。アメリカ人の弁護士が原爆を非難したけれど、そんなものは判決に影響を与えていない。弁護側が苦労して提出した資料の多くが採用されずボツになっている。
 サヨクの論理で言えば、東京裁判で日本軍国主義は裁かれたことになるのであろう。そのためには裁判は正当でなければならず、英米中心の裁判の論理も正しくなければならない。ウヨクが例に引くパール判事の事も関係無いのであろう。

 日本軍国主義は悪であり、それを叩き潰した連合軍は正義だ。その被害を訴えるアジアの国々とも連帯をする必要もあるだろう。
 サヨクは日本軍国主義の陰を引き継ぐ現体制を批判し、体制変換を望んできた。そのためには日本軍国主義を攻撃する事が必要だ。政治の選択として、正しいと思う。

 戦後のアメリカ占領軍は治安維持法などで捕まえていた左翼運動家を釈放した。しかし、その後共産党の活動を弾圧したのもアメリカ占領軍だ。その歴史から見て、親米になる事はありえないはずなのだが。
 昔よく見た、過激左翼のスローガンは「米帝国主義粉砕」だったような。サヨクが親米であるなどは、想像もしなかったことだ。

 自虐史観とウヨクが非難する日本軍国主義の批判のためには、対極にある連合軍の論理が正しくなくてはならない。その結果、あの戦争に関しては親連合軍になる。目的に合っているのかもしれないが、それでいいのだろうか。


 反共産主義の故に親米になるウヨク、反日本軍国主義の故に親米になるサヨク、この二つはどこかでつながっているのだろうか。単なるご都合主義であることだけは分かる。

 私は反共産主義でもないし、日本軍国主義だけを悪とする立場でもない。むろん、共産主義が暴力革命を企画するならばそれに反対するし、政権に近づいたときには賛成しないだろうと思う。軍国主義が行った蛮行を激しく憎むし、それが復活する匂いを感じる時にそれに反発する。
 だからと言って、アメリカを正義とも味方だと思ったことは無い。アメリカがやってきた不正義の数々を知っているならば親米になど絶対になれない。それは戦後の事だけではなくもっと以前からの事だ。

 悪と不正義を、どの時代であれ、どの国であれ認めるわけにはいかないと思う。

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【日記】日米の力関係、妄想に対する対処法
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散策
2008/05/03 13:19

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
ところで、右翼なり左翼という概念は、統一された定義があるわけでもなく、相対的だと思います。
私なども、多分「左翼」というレッテルを貼られるであろう意見をもっていますが、アメリカが絶対善だとは思っていませんし、逆に親米左翼とは、どのようなものなのか、ご教示賜りたいです。また、敗戦後、無条件降伏した日本が、憲法を制定するに当たり、よく言われる「押し付け」ではなく、日本人自身の手でつくった憲法草案を、GHQが、参考にして、「これならわずかな修正をするだけでいいだろう」、という結論に達したこと、る憲法9条は、幣原首相が、マッカーサーに言い出し、それ以前にも不戦と非武装の思想は、日本国内に存在した。格差問題の根拠である、生存権を認めた憲法25条は、日本人によって、挿入されたものである。結論は、安易な、「左翼」「右翼」のレッテル貼って事足れり、という発想はどうか。泥仕合になるだけだ。先にレッテルを貼って、支離滅裂な揚げ足取りと、泥仕合に持ち込むのは、日本政府やアメリカ政府の方針を擁護し、精神論を振りかざす側に多いと思われる。
カタカナサヨク
2008/05/03 13:19
東京裁判は間違っているけれど、
アメリカを最大限利用するために
目をつぶる。
なんて所でしょうか。
でも、結果的に日本の利益になって
無いように見えますが
それでも「当面よければ良い」
のかもしれません。
ロケットの夏
2008/05/03 20:21
カタカナサヨク さん
親米左翼と見えるのは戦前の事に関してです。ロケットの夏 さんが仰るようにその典型が東京裁判だと思います。そこにはそれまでの日本の行動が数多く含まれていますから。

飯大蔵
2008/05/03 22:55
右翼、左翼は対象物によって違うんだと思います。ある基準点にたった時に、賛成と反対という意見が割れたときに賛成派が右翼、反対派が左翼と言うのではないかと思います。さかさまの質問をすると右と左が入れ替わります。やじろべえを考えると、右に大きくふると左に大きくふれます。左にふっても、右におおきくふれます。私はバランス感覚が大切だと思います。ただ、基準点が偏っていく危険性が気になります。老人医療、年金、いずれも長い時間軸で考える問題ですが、単年度の財政だけで考える。基準点が偏っているような気もします。
一般人
2008/05/04 11:08
ロケットの夏様、飯大蔵様、一般人様
コメントありがとうございます。
一般人様が書いておられるように、
右翼、左翼のメルクマールは、相対的
なものであり、自分の立ち位置によって、
変わるものだと思います。高校の世界史の
参考書に、左翼・右翼という言葉は、フランス
革命の故事に由来することが、紹介されて
いますが、自分が神様でもない限り、絶対
中立なんてありえませんね。
しかしながら、一般人様が指摘されているように、レッテルを貼る(もしくは判断の)基準点
が、アメリカの動きにかなり左右され、偏って
いるように思います。映画「母べぇ」で描かれた時代の、治安維持法下の、拘禁と獄殺が、過去の歴史の事実だと思えなくなるような、ニッポンの空気です。
カタカナサヨク
2008/05/04 13:26
右翼と左翼は相対的であるかもしれないが、そのすべてが曖昧ではないでしょう。
左翼右翼は出来たときの意味は別にして日本においては一定の意味を持ちます。極右、極左に悪のイメージを定着させ、中間のものに左翼あるいは右翼と決めつけることがレッテル貼りですよね。相対的に変わるものはあくまでも中間にいるものですね。
日本の右傾化がアメリカの影響であるのかもしれないが、それはアメリカの再軍備の要求を日本的に解釈しただけであって、直接ではないでしょう。アメリカのネオコンと右翼が同じではないように。
飯大蔵
2008/05/04 23:07

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