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help リーダーに追加 RSS 小泉政治は分かりやすかったのか?

<<   作成日時 : 2008/05/01 23:43   >>

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 毎日新聞に記事だか社説だか個人の意見だか分からないものが載った。ネットの分類では記事だし紙面でも囲みは無い。なんとなく論説だと分かるのは、政治部副部長と言う肩書きだけだ。
 暫定税率:復活 「不毛」繰り返すな=政治部副部長・末次省三 毎日新聞 2008年5月1日 東京朝刊
 こういうところから始まる。
何をやっているのかさっぱり分からない。これが租税特別措置法改正案の再可決をめぐる30日の与野党攻防を見せられた大多数の国民の実感ではないだろうか。

 ガソリン価格が1リットルあたり30円前後値上がりし、国民生活は大きな影響を受ける。しかし、物事の中身ではない。繰り広げられる政治的茶番に対するウンザリ感が広がっているのだ。
 ウンザリ感は私も感じるところだ。そして、自民党批判と民主党批判を行う。その行数は自民党6、民主党5だ。喧嘩両成敗といいたいのだろうが本当にそうだろうか。民主党へはこのように言う。
民主党もほめられたものではない。

 租税特措法改正案が参院に送付された2月29日以降、理由をコロコロ変えながら審議を拒否し続けた。再可決にあたり、プラカードを手にした若手を中心に物理的抵抗を試みたが、まるで国会で「デモごっこ」をしている印象を与えた。

 情緒に訴えたいのだろうが、国民意識は民主党が思うよりも成熟している。混乱を目的化したかのような、政策論なき振る舞いには飽き飽きしている。
 「デモごっこ」の指摘はそう思うところもある。
 しかし、民主党に何ができると言うのだろうか?衆議院優越、2/3議席の中でどこまで抵抗できるのだろうか。
 政策論を民主党はしなかったか?日銀総裁は財務省と縁を切れと主張したし、暫定税率廃止、道路特定財源の一般財源化は政策論ではないのか。
 この非難ははなはだ不当なものだと思う。これを持って喧嘩両成敗の6対5とするのは論としておかしいと思う。

 自民党にはこのように言う。
政府・与党は27日の衆院山口2区補選を前に早々と再可決方針を決めていた。町村信孝官房長官からは「山口2区が示す民意は日本全体の民意ではない」という趣旨の発言が繰り返された。

 百歩譲って、外交・安保に絡む問題が争点なら、町村氏に一理あるかもしれない。しかし、今回は生活密着、まさに暮らしが問われた。山口2区が「日本の縮図」だと考えられないようでは、「代議士」(国民の意見を代表して国政を議する人=広辞苑)失格だ。

 そもそも自民党は、「再可決信任投票」として補選に臨んでいたはずだ。それが敗色濃厚の情勢となるや、単なる「通過点」と位置づけ直す。これでは何のための国政選挙なのか。何のための民意なのか。
 これはガソリン値上げの断面のみの批判だ。そもそもガソリン価格のダウンアップを避けようと思えばもっと早く法案を衆議院採決すれば良いだけのことだ。ガソリン税の混乱を避けようともしなかったのは自民党だ。この事を批判せずして政治の混乱を言うのも観点が抜けている。

 もっと驚くのが次の部分だ。
その昔、「政治は難しくて分からない」などと言われた。功罪あるのだが、「小泉政治」は政治を分かりやすくした。しかし、今、再び政治が見えにくくなっている。
 小泉湾フレーズはそれを聞いているときは分かりやすい。しかしそれで政治が分かりやすいと言えるのだろうか?
 詐欺師はカモを引っ掛けるときには分かりやすく「儲かりますよ」と言う。そして、きれいに騙すのだ。小泉は郵政民営化だけが焦点と分かりやすく語り、それ以外の法案を2/3勢力も使って通してきた。これが「分かりやすい政治」の中身だ。
 「国民にも痛みが来る」では、確かに国民に痛みが来た。しかも普通の国民だけに痛みが来たのだ。
 説明は少ないほど分かりやすい。言わねばならない事を言わない事は、金融商品の取引でも許されなくなった。

 分かりやすい政治は必要な事だ。分かりやすく説明し、それを実行する。それが分かり易い政治だろう。言うべき事を言わずして、言っていない事もやる。これが分かりやすいといっている小泉政治だ。似て非なるものだ。
 それを賞賛するこの政治部長が「記事」で書いていいものなのか?もう一人の「小泉」なのだろうか。

 「今、政治が見えにくくなっている。」と言う。良いことではないかと思う。

それに比べこっちは囲み記事だし、全うなものだ。
発信箱:ああ微動だにせぬ=与良正男(論説室)
 「しかし、この結果によって今後の国会運営は微動だにしない。基本方針に変わりはない」

 最近、どこかで聞いたと思う人は多いだろう。だが、実はこれ、1987年3月、売上税が大争点となった参院岩手補選で自民党候補が大敗した翌日、時の中曽根康弘首相が語った言葉である。

 中曽根氏は補選後もなお売上税の導入を進めようとするが、自民党はその後の統一地方選でも不振続き。徹夜国会や議長あっせんなどを経て、売上税は結局、廃案となる。

 衆院山口2区補選で敗北しながらガソリン税の暫定税率復活に突き進んだ福田政権。今後、どんなしっぺ返しが来るのか、あるいは来ないのかは、無論まだ分からない。

 でも、当時は廃案に至るまでには金丸信副総理が「このまま、おしん(!)の心境でいればいいというわけにゆかぬ。国民の半数以上が賛成するよう考えねばならない」と大幅見直しを提案し、軌道修正をはかる場面もあった。

 そんな柔軟さや余裕、知恵さえ今の政権党にはない気がしてならない。

 何より、国民生活に直結する政策を実施する場合には、よほど政治家や官僚らが自ら身を削る姿を見せないと納得してもらえないことは、売上税後の消費税導入の際にも痛いほど知ったはずだ。

 私には不思議でならない。なぜ、まず先に政治不信の根源といえる税金の無駄づかいや天下りにもっと具体的にメスを入れようとしないのだろう。20年余、まるで学んでいないともいえるし、それが自民党の限界なのだとみることも可能かもしれない。

毎日新聞 2008年5月1日 0時05分
 毎日新聞は何でも有りだ。だから面白いとも言える。

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コメント(5件)

内 容 ニックネーム/日時
同感ですね。
今の政局。分かりやすいです。
自民党が党内派閥の密室で勝手に物事を進めるよりは。民主党が主張することを国民が聞くことをできるようになりました。
あとは、小泉さん。痛みを分かち合おうって言いました。いつまで痛みを分かち合うのか?って考えてみました。小泉さんが総理を辞めたときには、国民が痛みを分かち合えることなんてできるはずもありませんね。痛みはさらに増しています。痛みの原因を取っ払ってよ!って国民の悲鳴が聞こえます。決して何とか退治の姫井(ひめい)ではありません。^^)
一般人
2008/05/02 08:32
↑の一般人様の最後の三行に、「うまい!座布団十枚」、と、言いそうになりました。
 それはさておき、私も、飯様のスレッドタイトルに同感です。メディアやメディアに取材される有権者の多くは、「一言で言い切って、わかりやすかった」という感想が多いようです。おいおい、ちょっと待った。一言で言い表すということは、それ以外のことを抽象しているということで、言葉に含まれる具体的な事象については、何一つ曖昧模糊としてわからないまま。にもかかわらず、どこがどうわかりやすいんだろう。そして、無条件に小泉政治を支持するのはどうしてだろう?(おそらく、「ワンフレーズポリティクス」などと、もてはやし、有権者を思考停止とマインドコントロールに誘導する、大政翼賛会メディアに起因するところが大きいと思います)。教育問題で、今の学生は、根拠と論理を示して、自分の意見を他人に訴えることが不得意、と、指摘されますが、これこそ、小泉政治の本質であり、それを支持した有権者に向けられている質問そのものなのではないでしょうか。
自称中学生
2008/05/02 10:52
姫井は次に何を退治してくれるでしょうか。小泉幻想ですかね。
「根拠と論理」が必要ですね。騙されないために。
飯大蔵
2008/05/02 23:36
書くとこ無いので書かせてもらいます。
来年で消費税20周年。
福祉が良くなるかと期待したのに
なんに使われてるかはわからず、
挙句、実質大増税。
おまけに福祉切り捨て。
何をやっとるんだか。
ロケットの夏
2008/05/06 21:13
ロケットの夏 さん
見たとおりですね。税金と福祉でやる富の再配分をしたくないだけですね。
飯大蔵
2008/05/06 23:48

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