飯大蔵の言いたい事

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zoom RSS ちまたに広がるいい加減な論理

<<   作成日時 : 2008/03/10 00:53   >>

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 またしばらく更新していませんでしたが、ちょっと忙しくて。と言っても仕事ではありません。しかしながらうまくいけば仕事になるとの期待を込めて、ちょっとパソコンで遊んでました。

 今日は調べて書いているわけではないので、印象に流れる恐れありと言い訳を先に。

 今、遅まきながらララバイsingerを聞きながら書いている。中島みゆきは何人いるのだろうと、その声の変化に驚きながら聞いている。またその歌詞は意味深いのかなと思いながら、またゆっくり聞こうと聞き流している。

 さて、表題に関してだが、・・・
 以前に書いた新自由主義者の論理、と言うか詭弁術だが、正しい事を強調し、だからと言って正しいか分からない事を言う。
 これに騙されない様にするには、一度騙される事ですね。そして、どう言っていたかを思い出すといいんですが。なかなかうまくいかないでしょう。


 よくある政治討論会。ある主張に対し、論点が外れていても少しでも関連をつけて反論を言う。司会は双方の主張を吟味せず時間が同じぐらいならばさっさと次の議論に移る。時間が同じならば双方の主張は同じくらい確かか?
 共産党が議論の内容に噛み付いたりするが、司会は時間が無いのでとさりげなく遮る。その意図はどこにあるのか。
 一度ぐらい24時間一本勝負をやってみればどうかね。


 今日やっていた食料自給率。
 企業が参加して効率を上げ、競争をし、消費者の好みに合わしたものを作る、さらにそれを中国などに売る・・・これがいいとワタミの社長が言う。何が社長にとっていいのかは私には分かるが、それはあとで。

 あの中川昭一はしたり顔で関連がありそうな事をグダグダと言っていたような。

 ケンケンは生命産業だと農業を称した。それは正しいのだが、次の手が・・・

 いろんな論議があった。日本人が米を食べればよいとか元禄直前の玄米食が理想だとか。自給率を100%にするには水が足りないとか。食の安全が大切だとか、中国の食品にも安全なものがあるとか。グローバリゼーションが少し出てきたようだが、どんな関係が?
 だからどうなのかは何も分からない。それは次回以降、どうすりゃいいの、をテーマにやるそうだ。

 日本の食糧問題のキーワードは二つ。農業者所得と国際競争力だ。
 今新自由主義の下、労働者の1/3は非正規雇用の低所得だ。一方農業者は今は個人事業主で所得確保を政府がやってきた存在だ。それを覆すのが、大規模農家であり企業の参入による農業従事者の被雇用者への転換だ。これによる所得の減少が日本の農業生産のコストカットになる。工業などと同じ構図だ。
 そしてそれを推進するのが国際競争力だ。極端に言えば農業従事者の賃金を開発途上国波に押し下げるまでその圧力はとまらない。

 逆に言えばその二つのことが議論の出発点にならなければならない。そしてそれが「生命産業」としての農業を徹底的に破壊する事を論じなければならない。
 重要な出発点を曖昧にした議論をする、知識人の振りをした人たち。


 新聞の表現も問題ありだ。主語なし文章に注意だ。
 日本語には主語はいらないと言語学者が書いていたと思う。それは安定した社会で双方の立場を理解しているからであり、敬語がそれを補っているからだと思う。それは新聞の表現では実現されない。

 こんなもの。
 「だれそれが何かをしていたことが判明した。」
 ニュースソースを示すわけにはいかないのかもしれない。しかしこれではこの記事の信憑性は分からない。文書があったのか、誰かが言ったのか、複数の資料や取材で新聞社が判断したのか、それを言わないといけないのではないか。
 事件の進展でも、いつの間にか容疑者の証言が事細かに報道される。「容疑者がこう言った」とのるが、容疑者の証言を新聞社が聞いたのか?・・警察が公式にもしくは関係者が言った内容であったりする。
 外交関係に多いが、「このような情勢で、こういった見方が大勢を占めています」その見解は誰がしているのか?本当に多数なのか?それ以上の解説はあったことがない。
 もしくは「この事が重要視されています」とか「空席は許されない」とか。受身形も危ない表現だ。

 メディアは事実を報道すると言う。では事実とは何か。報道される事件の内容は事実なのか。警察や検察の作ったストーリーで無いと断言できるのか?証言者の虚偽ではないと保障できるのか。
 事実とはある人がそのように言った事、ある文書が存在する事などではないのか。
 警察がそのように発表したとか、取材源は言えないがこう書いた文書を入手したことが事実ではないのか。
 「このような見方がある」ではなく、「このような見方をした人がいる」ではないのか。

 
 メディアリテラシーを教育する国もあるらしい。日本ではその教育は殆どされていない。私も受けた事がない。
 しかしここまで書いてきた事はメディアリテラシーで言えば初歩の初歩だと思う。騙し方も初歩だし、騙され方も初歩だ。

 気をつけよう 甘い言葉と耳障りの良いメディア報道

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メディアリテラシーに関しては私も教育
を受けた覚えは無い。ただ昔の教師達から
は「大本営の言うことを信じるな」或いは
「物事は多面的に見なければいけない」と
教えられた。
皆かつて国に欺かれた経験の持ち主だ。
大蔵さんは農業をたとえに挙げられた。
まさにそのとうりであると思う。
私が憂慮するのはプルサーマル計画である。
すでに周辺自治体の了承も得られて
規定路線のごとく報道されている。
しかし、住民投票も行われず、高レベル
廃棄物に至っては処分地も決まっていない。
国は「受け入れてくれる自治体を募集して
います」などと言っているがそんな所など
有ろう筈もない。結局のところ地元の
市町村が交付金を受け取って地下処分する
しか無いだろう。
あと一つ、
コンクリート構造物の耐久性から考えて、
初期の原発は廃炉を考える時期にきて
いる。その原子炉でプルサーマルを行えば
どうなるか。
考えるだに恐ろしい。
ロケットの夏
2008/03/10 22:43
ロケットの夏 さん
原子力計画、製作もいい加減な論理に守られたものでしょう。最近コマーシャルでCO2を出さないと盛んに言っている。これもその一つ。環境破壊の意味ではCO2の比ではないのに。
プルサーマルはプルトニウムの想定外の危険性、廃炉問題は放射線による部材の劣化の問題、結論ありきの論議はいらないですね。
飯大蔵
2008/03/11 23:52
事実とは確かに誰が発言したかと、記録ですね。私も事件報道などについてxx警察署発表と書いてありますが、xx警察署も県警も警視庁、警察庁などのHPにはどこにもその事実を示すものはありません。日本社会は記録を残さないことが一般化してしまってますね。記録があるから、自分の責任が無いことを証明できるはずなのですが。記録を残さないことで自分の責任を回避しているのは恥ずかしいことと考えさせられました。特に力を持つ人が記録を残さないのは背任行為とも言えるかと(笑)
一般人
2008/03/13 11:20
中島みゆきは良いですね。私も
ヤマハのポプコン時代から好きで
良く聴いています。
 昨日、夫殺しの三橋被告について、検察
弁護側共に心神喪失状態だった旨の精神
鑑定が出たと言う、前例の無い事態になっ
た様ですが、各マスコミの論調はおおむね
一様に、殺害後の行動には一貫性があり
再鑑定を行えば有罪が問えるのではないか
との内容で、まるで示し合わせたかの
如くでした。
今までマスコミは被告に対して「血も涙も
無い冷血漢」として扱って来ましたから
今更方向転換も出来無いのではないで
しょうか。けれどそれなら彼女は何故、
弁護士に対して無罪である事を黙して
来たのでしょうか。また被告は殺害の前後、
かなり情緒不安定であったことも報道され
ており、殺害自体は突発的であったとも
考えられます。にもかかわらず、殺害と
その後の行動を一連の事として考えて
良いのでしょうか。
取材の浅さを感じるのは深読みでしょうか。

ロケットの夏
2008/03/14 00:24
一般人 さん
記録を隠すのは権力者の特権でしょうがそれを暴くべきはメディア。そのメディアが・・・
記録は重要な視点ですね
ロケットの夏 さん
メディアの浅はかさですね。
その浅はかさをメディアは報道しない、これもまた事実。
飯大蔵
2008/03/15 00:08

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