飯大蔵の言いたい事

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zoom RSS ブログにおける著作権について

<<   作成日時 : 2006/12/09 23:52   >>

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 このブログを始めるにあたって著作権については頭には引っ掛かっていたのだが、初心者としては先輩ブログを見て、まねをして記事の引用などを行ってきた。

 日本新聞協会のHPに公式見解がのっている。これの通り行えば記事の転載は一切出来なくなる。末尾の文です。
利用者の側が、情報をどのような形で利用しようとしているか、動機も、利用形態もまちまちなため、新聞・通信社としても、個々の事情をうかがわないと利用を承諾していいものかどうか、一般論としてだけでは結論をお伝えすることはむずかしい側面もあります。リンクや引用の場合も含め、インターネットやLANの上での利用を希望されるときは、まず、発信元の新聞・通信社に連絡、ご相談をしていただくよう、お願いします。


 文化庁のHPにも詳しい解説がある。ブログに関係するものを引用する。
G 「引用」「転載」関係
ア、「引用」(第32条第1項)
他人の主張や資料等を「引用」する場合の例外です。
【条件】
ア既に公表されている著作物であること
イ「公正な慣行」に合致すること
ウ報道,批評,研究などの引用の目的上「正当な範囲内」であること
エ引用部分とそれ以外の部分の「主従関係」が明確であること
オカギ括弧などにより「引用部分」が明確になっていること
カ引用を行う「必然性」があること
キ「出所の明示」が必要(コピー以外はその慣行があるとき)
新聞にいい記事があってこれを紹介だけするものは、これによってダメとの事だ。(いくつも反則をやった??)
 政治家の発言は公開であれば良いようです。
エ、「政治上の演説」「裁判での陳述」の利用(第40条第1項)
「政治上の演説・陳述」や「裁判での陳述」を,様々な方法で利用する場合の例外です。
【条件】
ア公開して行われた政治上の演説・陳述又は裁判手続きにおける公開の陳述であること
イ同一の著作者のもののみを編集しないこと
ウ「出所の明示」が必要
そして次のものは良い。
イ、「行政の広報資料」等の転載(第32条第2項)
ここで引用したものはこれです。政府の各省や審議会はこれに属すると解釈します。
著作権法第10条 
2 事実の伝達にすぎない雑報及び時事の報道は、前項第1号に掲げる著作物に該当しない。
事実だけを書いた新聞記事は問題ないようです。
 「エンドユーザーの著作物使用から見える近代著作権法の問題点〜利用権中心主義の提言〜」と言う修士論文があります。(HN 火塚たつや http://tatuya.niu.ne.jp/)論文そのものはここです。長いのと高度なのでまだ読んでいませんが、末尾には次のように書いてある。
最後に、利用権中心主義について簡単に確認しておく。
 利用権中心主義の基本的発想は、著作権者等と著作物の消費者との間で利益衡量を行い、著作権者等の権利で、著作物の消費者による著作物の利用をどこまで制限できるかというところにある。
 ここで重要なことは二点。

 一つは、著作物の消費者もまた、次の著作者であるという可能性。

 もう一つは、web社会においてエンドユーザーによる著作物発表の自由を確保することである。

 この二点を守ることは、ひいては、著作権法1項の「文化の発展に寄与」するものであると考える。
 エンドユーザーの著作物の能動的“使用”の保護は、著作物文化を育み、より一層優れた著作物が生まれる土壌を育むと言えよう。
著作者保護の観点より利用権中心に考えるべきだと言う事は直感的に良い方向だとおもう。
 著作権法の趣旨は
(目的)第1条 この法律は、著作物並びに実演、レコード、放送及び有線放送に関し著作者の権利及びこれに隣接する権利を定め、これらの文化的所産の公正な利用に留意しつつ、著作者等の権利の保護を図り、もつて文化の発展に寄与することを目的とする。
とある。権利を保護しつつ文化の発展に寄与することを目的としているのであって、上記の反論が出るのはこの法律が趣旨に合っていない事なのだろう。
 
 私が考えるに著作権の保護とは、著作者の経済的利益の保護と、誰がその著作を作成したのかと言う名誉を保護する事だろう。
 転載などで著作者を明記すれば名誉の問題はクリアーされる。ややこしいのは経済的利益だ。
 例えば批判すると言って全文を載せて転載すれば、元の全文はそのまま読めてしまう。著者には最初の本からの印税しか入らないから、収入が無い。もっとも一冊まるまる転載する人はまずいないので極端な例だ。

 
 ブログで扱うのは短い文章だ。ニュース全文を引用する事は良くやっているが新聞紙面のごく一部に過ぎない。記事を引用したブログを読んだところで新聞を買う買わないと言う事に影響するとは思えない。そのブログがある新聞を誉めているのであれば逆に販売促進になるのではないかとも思う。
 また図書館に行けば過去の新聞記事は大抵のものは読める。ブログに載せる事を抑制する事にどれだけの意味があるのだろうか。
 
 新聞社は新聞記事や論説や写真すべてに著作権があると主張している。(一部単純な事件報道はそうではないとしている)しかし、それらに本当に著作権が有るのか疑問の点もある。
 まず、記者クラブで公的機関が発表したものはどうだろうか。公的機関の発表物には著作権は無い。政治家の発言についても同様だ。
 政治ネタで使うのは、政府の発表と政治家の発言、政党の公式発表が殆どだ。
 各誌が非常に良く似た文章を載せている事も多い。公的機関がメモを配る事もあるようだ。  新聞社が発表を編集しているからその部分は著作権があるのは分るが、そのすべてに著作権があるとは思えない。
 最近の記事は事実の報道と周辺情報と観測情報と、まれに意見が一つの記事にはいっていることがある。このような記事は分量も多く引用しづらい。事実の報道だけなら問題ないので、分離できるようにして欲しいものだ。

 写真についても同様に物によって違うのだろうと思う。例えば、政府見解を発表している官房長官の写真は写真としての著作権があるのだろうか。その表情やしぐさをタイミングよく撮ったものならばそれなりに分かるが、単に会見の模様が分る程度ならば、政治家の演説と同じではないのだろうか。

 報道の為には末尾の例外もある。
「時事の事件」の報道、「行政機関での公開演説」等、、「新聞の論説」等の転載だ。
これらは報道の為となっているのでブログでの扱いは良く分からない。


 新聞記事の著作権には疑問はありますが、やはり引用、転載は上記の注意事項に留意した方が良いようです。途中で切っても叱られそうなので長い記事は引用不可となるのはつらいですが、「報道,批評,研究などの引用の目的上「正当な範囲内」であること、「引用部分とそれ以外の部分の「主従関係」が明確であること」を注意して行きたいと思います。


 著作権の問題は訴えられなければ何も起こらないので、危ないと思ったときはその新聞社を思い切り誉める事にしようかな。それで許してね。







イ、「行政機関での公開演説」等の報道のための利用(第40条第2項)
国・地方公共団体の行政機関,独立行政法人で行われた演説・陳述を,「報道目的」で利用する場合の例外です(放送・有線放送の場合は,「受信機を用いた公の伝達」も例外の対象です)。
【条件】
ア公開の演説・陳述であること
イ報道の目的上正当と認められる利用であること
ウ「新聞・雑誌への掲載」「放送」「有線放送」であること
エ「出所の明示」が必要

ウ、「新聞の論説」等の転載(第39条)
新聞等に掲載・発行された「論説」を,他の新聞等への転載,放送・有線放送する場合の例外です(放送・有線放送の場合は,「受信機を用いた公の伝達」も例外の対象です)。
【条件】
ア新聞又は雑誌に掲載して発行された論説であること
イ学術的な性質を有するものでないこと
ウ政治上,経済上,社会上の時事問題に関する論説であること
エ「他の新聞・雑誌への転載」「放送」「有線放送」であること
オ転載・放送・有線放送を禁止する旨の表示がないこと
カ「出所の明示」が必要

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内 容 ニックネーム/日時
個人の尊厳として、ブログにおける著作権は守るようにしたい。
ブログというのは、あくまで個人の意見を述べる場であると考える。それは作者の考えであって、他の誰でもない自分自身のものと確認できた時に書くのが良いと思う。読者は作者の考えと思って読むわけだから当然であろう。もし、完璧に真似をしてもそれは本人の頭脳を通して真似をしているのだから、書くなれば確りと消化してから書くべきだ。
Hbar
2006/12/10 04:36

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