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zoom RSS 右向け左は勇気の要ることだ

<<   作成日時 : 2006/09/27 22:24   >>

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 飲酒運転により事故、取締りのニュースが続いている。マスコミでは「こんなに騒いでいるのにこの時期に飲酒運転をするとは信じられない」と言う。マスコミの力は絶大なのに、マスコミの言う事聞かない馬鹿がいると聞こえてくる。
 飲酒運転が良くないことは当然だし、それによる事故が許されるわけはない。

 しかし飲酒運転により罰金刑になったものは即懲戒免職となるのは必然なのだろうか。民間ではとっくの昔にそうなっているのに、公務員だけがそうなっていないと聞く。本当に民間ではそうなのか確証がない。
 そして公務員の処分について反論が出た。
「免職は死刑に等しい」飲酒運転で静岡県知事

 静岡県の石川嘉延知事は25日の定例会見で、飲酒運転の公務員の免職処分について「日本の雇用慣行からすると、免職はその人の職業生活上、死刑判決に等しい」と述べ、画一的な厳罰化の動きに疑問を示した。

 石川知事は「刑法の場合でも、犯した罪の状態と結果に相応の罰則をするのが鉄則。例えば酒気帯びで検問に引っ掛かった場合にオートマチックに適用するのはいかがなものか」と話した。

 県は昨年6月から酒気帯び運転で摘発された場合、免職か停職か減給処分にするとした新たな基準を適用。石川知事は「どういう酒気帯びでも、すべて免職でいいのかというと、必ずしもそうじゃないという考えだ」とした。

(09/26 00:02)産経
もうひとつ兵庫県知事
飲酒運転「一律免職」に疑問 井戸知事
2006年 9月27日 (水) 神戸新聞

 井戸敏三知事は二十六日の会見で、飲酒運転による職員の懲戒処分について「一律に免職はどうなのか」と述べ、相次ぐ自治体の厳罰化方針に同調しない考えを示した。

 県は飲酒運転による懲戒処分の基準を五段階に分けて定めており、人身被害の程度で、「死亡事故」免職▽「重傷一カ月以上」免職から停職▽「軽傷」「物損」免職から減給▽「摘発のみ」免職から戒告-としている。ひき逃げなどは加重処分する。

 二年前に処分基準を改め、いずれの場合でも免職があり得るようにしたが、井戸知事は「どのケースで免職になるのかはっきりできるような基準への見直しをを検討している」とした。年内に結論を出す方針だが、「摘発の基準をわずかに上回っただけで懲戒免職ではあまりに行き過ぎ。ほかにも懲戒対象になる違法行為はあり、それに比べて正しいかどうか」と、各自治体で相次ぐ原則免職の基準導入には慎重な姿勢を見せた。


 日本では「うち」と「そと」の区別は厳しい。飲酒運転が「うち」から「そと」に移行する条件とみなされている事は間違いない。犯罪者に対する見方も厳しい。たとえ刑に服してもなかなか「うち」には戻って来れない。
 BC級戦犯に対しても同様だった。多くの冤罪が有ったようだがそんな事はお構い無しだ。「百人斬り」の戦犯とされて処刑された二人の家族が今頃になって名誉回復を叫ぶのも日本での「そと」とされた苦痛が原因なのであろう。
 まだ判決が出ていない容疑者に対しても厳しい
痴漢容疑の植草教授、名古屋商科大が解雇
2006年 9月27日 (水) 21:04 朝日

 名古屋商科大学大学院(名古屋市中区)は27日、女子高生の尻を触ったとして、東京都迷惑防止条例違反容疑で13日に現行犯逮捕された同大学院客員教授の植草一秀容疑者(45)=東京都港区白金台=を、27日付で免職(解雇)したと発表した。栗本宏学長は「受講生から高い評価を受けていたが、(逮捕を受け)判断した。世間をお騒がせしたことをおわびします」とのコメントを出した。

 常勤職員の懲罰基準に照らし、26日の理事会で決めた。27日以降、名古屋市中区の名古屋伏見キャンパスで予定されていた企業戦略をテーマとした講義は、別の教員に変更して継続。東京丸の内キャンパスで12月に開かれる集中講義は代替科目を検討している。

 植草容疑者は04年4月、女子高生のスカートの中を手鏡でのぞこうとしたとして同条例違反容疑で現行犯逮捕され、05年4月に有罪判決が確定した。しかし、同大はエコノミストとしての能力や熱意を評価し、今年4月、1年契約で大学院の客員教授に迎えた。


 「うち」に対する日本人は大変優しくまさに美しい国を表している。だが「そと」と認定されればこんな冷たい社会もない。そしてその「うち」と「そと」の敷居は今のままでよいのだろうか。
 多くの人が右を向けと言えば右を向かなければ「そと」認定される。子供のグループから外れたものがいじめを受ける。皆が国旗に向かっているときに横を向けば「そと」認定される。

 戦後個人の権利が確立された事になっているが、本当にそうだったのか。特に最近異質なものの排除が極端になっているように感じる。公務員は高給だ、仕事が楽だ、働かない、まして飲酒運転しても処分が甘い。民間の常識とは異質だ。叩け、叩けとマスコミが合唱する。



 そういう中で「右向け左」と言った知事二人の発言は勇気のある発言だと思う。国旗国歌処分違法判決も少数の異質者の権利を認定し、勇気のある判決なのだと思う。
 


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内 容 ニックネーム/日時
掲示板の「人生」「我が日本文化」に書いております。
飯大蔵さんは右向け左は勇気の要ることだ において日本文化のうちとそとの問題に言及しています。
基本的人権を標榜する憲法を持つ村社会の日本という事でしょうか。
その村社会が崩れつつある日本において教育改革が最重要課題です。
昔は、村社会において村の中の子供はその地域の大人が全員で背中を見せていました。それは、稲作において共同作業が必然であった文化によって築き上げられたものでした。「3ちゃん農業」と言われて数十年が経ちます。一人所か、女・子供・年寄りでもできるようになった農業。機械化が進み計器版を見るだけになった工場労働者。
これから日本はどこへ行くのでしょう。
確りと議論をしなければならないが、全く議論が上滑りなのが現状です。
Hbar
2006/10/23 10:12

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